Ibanez RGA321

teshimaです。

今回はギターのレビューです。Ibanez RGA321です。
このギターは以前から持っていたのですが、今回の破天荒オメガで初めてライブ本番で使用しました。

IMGP1854.jpg

IMGP1856.jpg

摩天楼オペラは基本的にギターは全て1音半下げチューニングなのですが、前回(2016年)のときのライブではそれを7弦レギュラーのギターで弾いていました。今回はSuhr Modern Satinを1音半下げで弾こうと考えていたのですが、どうしてもテンションが稼げず、思うように弾けなかったために、今回初めて持ち出すことにしました。

RGA321はIbanezのRGAシリーズの一つで、RGAシリーズはボディがアーチ状になっているのが特徴だそうです。

Body material: Mahogany w/ flamed maple top w/ binding
Neck material: 5-piece maple/ walnut
Fingerboard: Rosewood
Bridge: Gibraltar Plus fixed
PU Config: HH
Bridge PU: Ibanez LoZ4-B active
Neck PU: Ibanez LoZ4-N active
Controls: Master volume / 3-way lever / Active EQ knob

特徴としては、通常のトーンとは異なり、高域強調か低域強調かを選べるアクティブEQノブが一つの目玉のようです。

さて、実際に使用してみた感想ですが。。。

○フィクスドブリッジのギターのチューニングのしやすさ
通常トレモロ付きのギターを使うことが多い自分にとって、フィクスドブリッジのギターはチューニングが容易で本当に楽でした。トレモロ裏のバネ、トレモロの角度、ロックナットなどの細かいことを気にすることもなく、ペグ、弦、ブリッジが直結しているシンプルさは安心感がありました。

○アクティブEQについて
通常のトーンノブは10の時に負荷がかからず、0にしていくにつれて高域を削っていく仕組みになっています。これに対してRGAのトーンノブは前述の通り、中央のクリック位置がフラットで、左に回すと低域強調、右に回すと高域強調と、少し違う仕組みになっています。なっていますが、正直今回のライブでは全く使いませんでした。。。
個人的にはスタジオ時に通常のトーンノブと同様に回り切っているかどうかを確認しようとして変に動かしてしまうことが多かったので、本番中は確認しないようにするかトーンノブを軽く触って左右に揺らす程度にとどめておきました。
PUセレクターが3wayなのにトーンだけこんなに高機能というのはちょっと釈然としない感じはありました。
なお、アクティブであるため電池が必要なのですが、勝手に9V電池だと思っていたら開けてみたら単三2本で駆動する仕組みでした。前日のうちに交換しておいてよかったです。。。

○Ibanez LoZ4ピックアップについて
IbanezのLoZ4ピックアップですが、これはかなりローゲインなPUでした。摩天楼オペラのギターサウンドはリフ時もそこまで音が歪みで潰れてない感じなので、このバンドではピッタリなサウンドだったかもしれませんが、ダウンチューニングのギターは通常良く歪んだサウンドを必要とすることを考えると、もうちょっとハイゲインでもいいのでは。。。という気がしました。
あとは、今回の破天荒オメガでは使用しませんでしたが、クリーントーンはかなりコンプレッションがかかっている感じの音でした。ここら辺は良くも悪くもアクティブっぽさを感じました。

○ダウンチューニングの弦のゲージについて
これはギター本体とは少し違う話ですが、今回久しぶりに思いっきりダウンチューニングをすることになった関係で、弦のゲージに悩みました。
通常は10-46を使用しているのですが、10-46で一音半下げはかなり厳しいものがありました。特に高音弦はかなりペラペラになってしまうので一段太くして11-50を使用しました。
ゲージについては、もちろん各プレイヤーそれぞれに好みがあるので一概に適切な弦というのは決められるはずはないのですが、25.5インチスケールで10-46を使用している時と同じテンションが得られる弦のゲージ、というのはある程度計算して探るべきなのかもしれませんね。
また、11-50のセットも、4弦と5弦は10-46のものと同じ太さだったので、高音弦のペラペラ感は解決できたものの、中低弦に関しては実際は10-46と同じだったということになります。本当はその辺が解決されている11-52のセットを使用したかったのですが、どうも国内では取り扱いがなかったようで、手に入りませんでした。

○総評
総評としては、ダウンチューニング用のギターとしては十分使えるものでしたし、今後も一音下げ以上のダウンチューニングに対しては積極的に使っていきたいと思います。
PU、サーキット、そして弦のゲージについては考える余地はありそうですが、当面はこのまま様子をみたいと思います。
なにより、トップの青カラーが爽快で気持ちがいいので、使用している満足感はかなりあります(笑)。

ということで、RGA321のレビューでした。

teshima




追記:後日、調べ物をしていたところ、このようなサイトを見つけました。

エレキギター練習しよう@ブロマガ by LeadMan/ゲージと張力とチューニング

こちらで、各ゲージと、それぞれでダウンチューニングをしてみた場合のテンションがまとめてありました。
10-46のときに一音半下げで同程度のテンションを得るためには、12-54程度の弦が必要みたいですね。ざっくりと、
12/15/20/31/43/54
ぐらいのゲージが必要そうだということがわかりました。

まあ、これだとカスタムゲージが必要になるので、これをそのままは使えませんが、セットとして一番近いのはやはり12-54ということになりそうですね。11-50もかなり太いものを使用しているつもりでしたが、テンションの力という点から見るとそれでもかなり足りてないことが分かりました。もっとも、体感値と計測値が一致するわけでもないので、あくまで参考、ということだと思いますが。。。

破天荒オメガのライブ、ありがとうございました!

teshimaです。

先日の破天荒オメガのライブにお越しいただいた皆さま、ありがとうございました!
当日はイベント全体としてもかなり盛り上がったのではないでしょうか。
特に、BABYMETALコピーのFOX METALさんは見に来ていたファンの方含め本家の再現度合いがすごかったです。

破天荒オメガのセトリはこちら。
SE. journey to AVALON
1. 天国への扉
2. 致命傷
3. GLORIA
4. ether
5. 喝采と激情のグロリア
6. The RISING〜Phoneix

前回とは違い、今回は本家様降臨とはならなかったですが、ステージの完成度としては今回の方がまとまりがあったように思います。いかがだったでしょうか。

ここまでストレートなメロディックスピードメタルをやるのは久しぶりだったので、弾いている方としても久しぶりの爽快なライブでした。メロスピはいいですね。

今回のライブのまとめを作成しました。こちらから当日の雰囲気などをつかんでいただけたらと思います。
破天荒オメガ@大塚Hearts+

次回のライブ予定は決まっていませんが、またどこかでライブがやれたらと思っています。

ありがとうございました!

teshima




追記:ボーカルのKeiichiが今回のライブのダイジェスト動画をアップしてくれました。これを見て是非雰囲気をつかんでいただけたらと思います。またやる際には是非遊びに来てください、よろしくお願いします!

サブボードVer1.1(改訂版)

teshimaです。

機材についてはしれっと新しいのを買ってしれっと新しくしていることが多いのですが、去年あれこれ作成していたサブ用のボードを一部新しくしました。

こちら。です。

IMGP1812trim.jpg

中身は以下のとおり。新しくなった部分は太字にしてあります。

(ギター)

Jim Dunlop CBM95 Cry Baby Mini Wah(ワウ)

AMT SS-11B(プリアンプ)

Geek Fx ボリュームコントローラー(アッテネーター)

BOSS FV-50L(ボリュームペダル)→tc electronic Polytune2 Noir(チューナー)

tc electronic CORONA mini chorus(コーラス)

tc electronic FLASHBACK mini delay(ディレイ)

(アンプのRETURNへ)

なお、以前のサブボードはこちら

タイトルにはVer1.1と書きましたが、なんというかVer1.5ぐらい変わったかもしれません。
3つのペダルそれぞれにちょっとレビューを書いてみたいと思います。

○Jim Dunlop CBM95 Cry Baby Mini Wah
Cry Babyのミニ版のワウです。t.c.のminiシリーズなどに代表されるミニサイズペダルの流れを汲んだミニサイズのワウです。他のエフェクターと異なり、ワウは足での操作感がポイントになることからメーカーが慎重になっていたのか、miniシリーズとしては後発で登場した印象ですが、個人的にはサイズが小さいということ以外は、操作感も含めそんなに問題ないという印象でした。
それどころか細かい点で多数のアップデートがなされていて本家Cry Baby以上のお得感があります。
音はCry Babyそのものなので全く問題ない上に、内部のスイッチでヴォイシングを変えられるので、本家以上にサウンドメイクの幅があります。また、トゥルーバイパスなのでOFF時には劣化がありません。
製品には見慣れない長い六角レンチが付属するのですが、これによってワウペダルの軸のトルク(硬さ)を調節することができ、柔らかくしてスムーズにワウをかけることや、あるいは固めにして半止めサウンドのところで固定するなど、使い方をカスタマイズすることができます。
また、ペダルの裏面は足の突起がないので、なんの調整や加工もなしに、テープであろうとネジであろうと、ボードに簡単に取り込むことができます。
サイズが小さくなった以上に、これらのアップデートがすごく好感触です。おそらくですが、きっとこれをサイズだけ元のサイズにしたものが現代版のCry Babyになる、といった印象でしょうか。
あとワウのスイッチ自身は何も変わってないはずだと思うのですが、それでもサイズが小さいからか、本家よりずっと切り替えがしやすいです。

なんでこのサブボードに最初からこれを使用しなかったんだろう。。。と思うぐらいぴったりのワウでした。

○AMT SS-11B
メインのプリアンプです。以前は同じAMTのSS-20を使用していたのですが、音色はよかったのですが「DRIVEチャンネルとLEADチャンネルで音量差が全くない」ということが割とストレスとなり、SS-11Bの導入につながりました。今でもSS-20は手元にとってありますし、宅録用のプリアンプとしては非常に優秀で使い勝手がいいと思うのですが、バンドの中でスタジオで使用することを考えると、音色云々より音量の設定が欲しいという結論になりました。
SS-11は11A(歪みがおとなしい)と11B(歪みが激しめ)の2種類あり、現行のモデルはカラーリングから異なるようですが、旧型モデルは裏側の記載を読まないといけないようです。
コントロール類は、並び順以外はSS-20とほぼ同じですし、音も基本的には同じなので特に使いこなすのに苦労はしませんでした。おそらくペダルタイプのプリアンプを使用している人なら何も問題ないんじゃないでしょうか。
予てからの希望であったDRIVEチャンネルとLEADチャンネルのレベル差もこれなら問題なくつけられるので、スタジオでもとても使い勝手がいいです。
また、SS-20と違い、ギターアンプのRETURN用のOUTとスピーカーシュミレーターを介したPA用のOUTが同じ端子で、それらをOUT端子横のスイッチで切り替えることが可能です。なので、パッチケーブル・シールドの抜き差しをすることなく、このボードをこのまま宅録に使用することも可能です。
痒いところに手が届く、非常に高機能なプリアンプだと思います。
ただ一つ、各チャンネルのLEVELツマミが、突然ある角度でいきなり大きくなるため細かい調整が難しく、細かい調整が効くエリアに入るとかなりレベルが大きすぎる、というのが一つ困った問題です。TUBEMANであれば最終的にMASTER VOLUMEで細かく調整ができるのですが、これにはそれがないので各LEVELつまみが即最終的なボリュームにつながります。

なので、これ↑のあとにこれ↓をかまします。

○Geek Fx ボリュームコントローラー
ヤフオクで見つけたパッシブのアッテネータです。左に回すと音量が減衰する、それだけのシンプルなものです。
シンプルなのですが、MASTERボリュームがないSS-11Bとの相性は非常にいいです。SS-11Bの各LEVELつまみを調整のしやすいゾーンでバランスをとり、このアッテネーターで出力を削ぐと、使いやすいレベルに落ち着かせることができます。
もちろんこの後のボリュームペダルを使用すれば同じようなことはできるのですが、ボリュームペダルはもっと自由にミュートにしたりバイオリン奏法にしたり、と使用したかったので、このような方法となりました。


こんな感じで、だいぶ実用的なペダルボードになってくれた気がします。
Ver1.1あるいは1.5と書きましたが、心臓部のプリアンプが新しくなってるのでほぼ2.0かもしれません。残りの小数点以下の部分は、ボードの木材部分を新しくすることです。
具体的には以下のようにしたいと思っています。

1) ワウ・プリアンプが小型化できたので、可能であれば板そのものを小さくする
2) アッテネーター・新プリアンプが想定・固定されていないボードなのでそれを含めてレイアウトし直して固定する
3) 移動中、電車などで床置きができるように、立てたとき(ボードの上方向が地面を向くとき)に自立できるような簡易的な受け足を作る

1) に関しては、ペダルの踏みやすさ・スイッチを踏むスペースも考慮する必要があるので、以前と同じような感じでせばめることがはできないかもしれませんが、軽量化も含めて小さくできればと思っています。

これだけあれこれペダルを変えたわけですが、音自体はそんなに変わってないと思います笑
やはり一番の恩恵はボードが小さく、軽くなったことで移動がしやすくなったことですね。
移動が多い人間にとっては、そういう観点も大事なんだと思います。
サブボードのVer2.0については、また続きを書きたいと思います。

teshima

参考:過去サブボード記事
サブボードの作成(3) 完成版
サブボードの作成(2) ボードの板
サブボードの作成(1) tc miniシリーズのネジ

Metroid Part.2のライブ、ありがとうございました!

teshimaです。

先日の「A Dramatic Time of Events Vol.13」 でのMetroid Part.2のライブにお越しいただいた皆様、ありがとうございました!

当日は自分含めバンドメンバーは全員かなりドタバタしていまして、未だに何人集客が達成できたのか全然確認できていないんですが、かなりの人数のお客様に来ていただいたようで、本当にありがとうございました。

今回のセトリはこちら。

1. Under a glass moon (SCORE version)
2. Beyond this life
3. Another Day
4. Metropolis Pt.1

Enc. Pull me under

ギター的には最大の難関はやはりBeyond this lifeでした。
展開が複雑で長く、覚えるだけでも大変でしたが、最後のサビの部分では結構みんな歌ってくれてたのがとても印象的でした。

今回、実は直前でギターサウンドを大幅に変更して、今までにないセッティングで挑んでみたのですが、今の所よかったとも悪かったとも言われていないので、果たして聞いている人にその変更が通じたのかどうかは謎ですが。。。
今までアンプ・エフェクターのセッティングはここ5年ほど、ほぼ何もいじってなかったので、自分としてもこんなにギターサウンドに(しかもライブ直前に)凝ることになるとは思っていなかったのでドキドキだったのですが、おかげで自分のギターサウンドを客観的に見直すことができたのは良い結果だったのではないかと思っています。
やはり日々実験と改善が大事だなと改めて感じました。

今回、Metroid Part.2としてはお客さんの盛り上がりは得られましたが、印象に残るようなライブができなかったということは残念でした。ここら辺は自分たちの努力が足りなかったのかもしれません。今後の反省材料にしたいと思います。

今後、と書きましたが、現時点ではMetroidとしてのライブ予定はまだありませんが、水面下では色々と画策中ですので、楽しみに待っていただければと思います。

改めまして、ライブにお越しいただいた皆様、ありがとうございました!

teshima

vk.comのFD Jam Contestに参加してました。

teshimaです。

hasuさんの楽曲と時間軸は前後するんですが、実は3月に「FD Ibanez JAM Contest 2017 」というギター動画コンテストに参加していました。
していました、というのは、もうすでに結果が出ていて終わっているからです。

コンテストは、ロシアのFeodor Dosumovというギタリストの曲に合わせて1分ほどのソロを録るというもので、ロシアのFacebookのようなサイト、vk.comに登録が必要ということ以外は別に条件がなかったので、動画を撮るというリハビリ目的で参加しました。

結果は、まあリハビリと書いてあるぐらいなので、入賞圏外だったのですが、思いの外自分のインプロとリズム感の弱さを実感する結果となりました。これについてはもうひたすら練習しかないですね。一つ自分の弱点を発見できたので、これについてはよしとしようと思います。

コンテストの応募用この動画はこちら

実際に自分が応募した動画はこちら


コンテストの結果発表の動画はこちら

今回改めて思ったことは、こういったオープンなコンテストに一人で参加するということは、純粋に自分の実力のみを試されているようで、非常に緊張感があるな、といういことでした。例えば知り合いだったりとかに動画を拡散してもらい、その再生回数を増やすということは、善し悪しとして実際可能なわけですが、そういったことをせず、参加していることを特に公にせずに参加することで、何にも頼らない、純粋な自分の演奏力を測ることができるような気がしました。

まあ、その結果が入賞圏外ということで、まだまだ努力が必要ということが分かった訳ですが、これからもこういった動画でのコンテストには積極的に参加していきたいと改めて認識した次第でした。

余談ですが、twitterにも少し書いたんですが、このロシアのvk.comというサイト、いろんなところが自分の思っている普通のSNSサイトの仕様と大きく異なっていたので、オンラインでの異文化発見のようで、興味深かったです。そういうプラスの収穫があったこともいいことかもしれませんね。

teshima

hasuさんの「Electrical Insanity」にギターで参加しました!

teshimaです。

ちょっといつもとは違う告知ですが、hasuさんのElectrical Insanityという曲にギターで参加しました!

楽曲はこちら



こういったギターでの参加の依頼は今まではあまりなかったパターンでしたが、今年はライブ出演はあまりたくさんは望めないので、こういったギターでの参加があればな、と思っていたところだったので、言い方は悪いかもしれませんがまさに渡りに船という感じでした。

hasuさんの楽曲はきっちりとアレンジがなされている上にえげつないぐらい(笑)難しいので、それに見合ったソロを弾けるかな、、、というのはちょっと不安でもあったんですが、お褒めの言葉も頂きまして、ほっと一安心といったところです。

しかし今更な感想ですが、ライブへの出演が難しくなっても、技術の進歩によって違う形で音楽に参加することができる、というのはありがたいものですね。。。

今後もこういったギター録音での参加のチャンスがあれば意欲的に挑戦していきたいところです。

hasuさんのこの楽曲ものはシリーズものということで、他にもかっこいい楽曲がこちらにたくさんありますので、よろしかったら他の曲も含め聞いてみてください!

teshima

Suhr Modern Satinについて(1) - インプレッション

teshimaです。

突然ですが、実は新しいギターを入手しました。
Suhr Modern Satinです。

01 Full


Modern Satinとは言えSuhr2本目です(笑)
オークションで出ていて思いがけず安い価格で落札できました。

全体

02 Full


ボディ

03 Body


PU部

04 PU

ヘッド部

05 Head


Suhrを知っている人なら説明は不要かと思いますが、Modern Satinはスペックを固定化して大量生産を可能にしたProシリーズの延長線上にあるモデルです。一説にはGuthrie GovanのModern Setneckモデルをイメージして製作されたと言われていますが、全く同じという訳でもありません(そもそもボルトオンですし)。
スペックは以下のとおり。と言ってもスペックが固定化されているため、書く必要もありませんが。。。

BODY
Body Shape:Modern
Body Wood:African Mahogany

NECK
Neck Wood:African Mahogany
Fingerboard Wood:Indian Rosewood
Neck Back Shape:Modern Elliptical .800"-.850"
Fingerboard Radius:14"
Frets:Jumbo Stainless Steel (.057"x.110")
Nut:1.650" Tusq

ELECTRONICS
Bridge Pickup:SSH+ (Black)
Neck Pickup:SSV (Black)

HARDWARE
Tuning Machines:Suhr Locking
Bridge:Gotoh 510
Color:Chrome

2ハムの、ブリッジが510搭載のモデルです。
以前でいう、Config 3というタイプですね。今はその呼称もしないようですが。。。

さて、なんでModernをもう一本買うのか。。。という話ですが、そもそも、自分は変則チューニング用に他のギターを用意していたのですが、フローティング+ロック式トレモロというギターばかり揃えてたため、変則チューニング1つにつき1本ギターを用意するというコストパフォーマンスの悪いことをしていました。
そこでぼんやりと、フローティングの点さえ目をつぶれば、ノンフローティングのトレモロ搭載ギターなら変則チューニングへの対応はやりやすいのでは、と考えていました。そこにたまたまとは言えこのギターが出ていたので、要は衝動買いでした(笑)。


2016年製の中古品で、かつファーストオーナーの人はほとんど弾いていなかったようで、その手触りは新品そのものと言った具合でした。
実はすでにこのギターでスタジオも入ってきて演奏してみたので、そのインプレッションを書いてみようと思います。


○マホガニー感
最初に弾く前から感じることは、マホガニーの香りがすごいということです。サテン塗装で材木そのものの感触が強く出るようになっているためでしょう。とにかく独特の香りがします。
触った感じも、ボディもネックもマホガニーなので、その「マホガニー感」とでもいいましょうか、それが強いです。
ナチュラル感のあるギターは大好きなので、弾く前から既に好感触です(笑)。

○軽さ
今までマホガニーといえばレスポールというイメージが強かったので、マホガニーというのは重い材なんだという思い込みがあったのですが、Customの方のModernと合わせて、完全に間違っていたことが分かりました(苦笑)。マホガニーは軽いんですね。。。よくよく読み直してみたらSuhrのModern Satinのページにもそんな記述がありました。

There are many reasons to love African Mahogany:
it is beautiful, it sounds great, and it is lightweight.


レスポールが重いのは材木ではなくておそらくボディの厚さの影響なのでしょう。
音に関しては、生音ではボディがよく反響する気がします。もしかしたらネックとボディが同じ材木という利点があるのかもしれません。アンプを通してみてもとても素直な音で、パワーがありつつも適度な軽さがあります。

○PU
肝心要の音ですが、やはり使い易いです。フロント:SSV/リアSSH+ という組み合わせはSuhrお得意のものですが、月並みな表現ですが多彩な音の出る組み合わせだなと実感しました。SuhrのPUの中で、SシリーズというのはDシリーズよりソフトなPUだと思っていたのですが、出力に関してはここまでのところ音が細いという感じはしていません。
(とはいえ同じ環境で比較した訳ではないのでまだ何とも言えませんが。。。)
PUセレクターは5wayなので音の選択肢の幅も広いです。

○GOTOH 510
GOTOH 510は初めて使ってみたのですが、これも軽い。アームに関してはほんの少しだけ短めに感じましたが、すぐに慣れました。それでいてチューニングのキープ力もなかなか高いです。なお今まで全然知らなかったのですが、一口に510と言っても色々なモデルがあるんですね。。。
SS(Solid Saddle、Modern ProやStandard Proに使用される)とBS(Bent Saddle、Classic Proに使用される)の違いぐらいは知っていましたが、NS(Narrow Space)とかFST機構とか、調べてみて初めて知りました。作られた年によって搭載されているモデルが違うのかもしれませんが、自分のは510T-FE1のSSでした。あと、トレモロのバネはハの字の3本掛けでした。
07 trem spring


◎総評
やはりとても弾き易いです。そして軽い。これなら長時間弾いていても、重くて辛いということは全くなさそうです。
ナチュラルな木の感触が好きな人にとってはたまらないギターでしょう。自分も好きなので気に入りました。メタリック塗装やピックガードに慣れている人にとってはザラザラした手触りに思えるかもしれませんが、悪い感触ではないです。
音に関しても優等生な感じで、ハードなリフからソフトなストロークまで柔軟に対応できます。ただPUレバーだけどうしても固くてフロントに綺麗に入らないときもあるんですが、これは使用感が少ない故の弊害かもしれません。


とまあここまで正直ベタ誉めのように書いてきたんですが、一つだけ落とし穴がありました。


ブリッジを横から見てみると。。。。

06 space

水色の矢印のところ、ボディとトレモロの間に隙間があります。

これは完全に盲点だったんですが、リセス仕様じゃない510トレモロでも、トレモロプレートはボディに接していないのがデフォルトのセッティングだそうです(参考リンク)。
実際、アームアップしてみると、3弦が半音上がるぐらいですが、アームアップができます。少しだけならクリケットもできます。

今回このModern Satinを買ったのは変則チューニングに対応できるように、トレモロがベタ付けのギターを買おうと思っていたのが発端なので、その視点から行くと今回は根本から失敗してしまった感じです(苦笑)
とはいえ、トレモロをどうにかしてダイブオンリーにセッティングできれば御の字なので、今後はこれに少し手を加えることになりそうです。

その改造についてもこのブログで書いていきたいと思っていますが、それとは別に、Modern Satinというギターについてもう一つ記事を書いてみたいと思います。

teshima

Xvive V16 UNDULATOR TREMOLO

teshimaです。

今回は機材レビューです。
新しくエフェクターを入手しました。
といっても買ったのはだいぶ前でやっと開梱した感じですが。

Xvive V16 UNDULATORというトレモロのエフェクターです。

IMG_20170321_205235.jpg


最近のエフェクターはtcのminiシリーズのように、小型のものでさらにトゥルーバイパスのものが増えてきたのでとても良いですね。このXviveはアメリカで設計されている中国製のエフェクターらしいですが、この価格(中古で5000円でした)でこのサイズ、さらにトゥルーバイパスなのは大変助かります。

肝心の音についてですが、トレモロのかかり自体には別に安っぽさはありません。しっかりとしたトレモロがかかっています。今までトレモロというエフェクト自体に別段必要性を感じてこなかったのですが、これはこれで非常に新鮮な楽しみがあります。
shapeツマミによって、サイン波、三角波、矩形波を無段階で選択できるので、欲しい波形を選択できるのもいいですね。一番でかいノブがspeedでなくてdepthというのがちょっと意外な気もしますが、演奏中に細かくかかりを調節するわけでもないのでこれはこれでアリです。

今回は歪みにトレモロをかける目的で入手したのですが、予定外の収穫だったのは、クリーントーンにトレモロをかけるとまるでビブラフォンのような、夏の夕焼けを思わせるようなサウンドが出せることですね。エフェクティブなシーンでの使用しか考えていなかったので、普通のプレイにも取り込める方法が見つかったのは嬉しいです。
テンションを多用したジャズ風のセブンスコードを弾いていると、それだけで1日遊べそうです。
もっとも、それはこの機種でなくてもトレモロ全般的に楽しめるハズなので、この機種だけの良さというわけでもないですが(笑)。

余談ですが、歪みの前にトレモロを置いてしまうとせっかくの音量の上下が歪みによって押しつぶされてしまうので、使用するなら歪みの後ろですね。


ところでさらに余談なのですが、このトレモロを使用してみて思うことは、なぜtcはDreamscapeにトレモロ機能をつけてくれなかったのか、ということですね(自分は現在ペダルボードのモジュレーションにDreamscapeを使用しています)。
個人的にモジュレーション系のエフェクトはコーラス以外ほとんど使用しないのですが、それでもまれに使用する必要性があるのが、フランジャーとトレモロでした。Dreamscapeはコンパクト一台で複数のモジュレーション系エフェクトをカバーできるのですが、なぜかそれがコーラス、フランジャー、「ビブラート」なんですね。。。結局のところtcのラインナップの中になぜかトレモロがないので、一緒に搭載しようと思っても参考になるモデルがないのかもしれません。。。
といっても、空間系には絶大の人気を誇るtcですから、トレモロぐらい制作することは訳ないと思うのですが、、、。

いずれにしても、トレモロは使用頻度は少ないので、必要なライブ・リハの場合にのみペダルボードに組み込むことになるかなと思っています。

teshima

Metroid Pt.2、巣鴨獅子王でライブします!

teshimaです。

Dream Theaterカバーバンド「Metroid Pt.2」、次回ライブが決定しました!

5月27日、巣鴨獅子王でのCycle of 5thさん主催の「Dramatic time of events vol.13」に出演します!

イベント詳細は以下の通りです。


Cycle of 5th Presents「A Dramatic Time of Events」 vol.13

2017年5月27日
場所:獅子王

前売り1800円 当日券2100円(+ドリンク代)

16:00 開場 16:30開演

出演
Metroid Part2 (asDream Theater)
Cycle of 5th(オリジナルプログレメタル)
YALCATRIAEZZ(as GRAHAM BONNET )
DMM(as DGM)
麻子仁丸(オリジナルHR)
(順不同)


Metroidとしては1年ぶりのライブです。
実は出演自体は去年から水面下で話が進んでいたのですが、やっと告知できて嬉しいです。

是非是非遊びに来てください。
よろしくお願いします!

teshima

ペダル型プリアンプについて

teshimaです。

ちょっと機材トークになりますが、先日CarvinからLegacyアンプの、ペダル型プリアンプが発売になりました。

VLD1 - Legacy Drive Preamp Pedal

ヴァイが使用しているLegacyアンプのプリ部分をそのまま抜き出したプリアンプということで、ペダル型プリアンプユーザーとしてはなかなか気になる一品なのですが、妙だったのはプリアンプなのに「ON/BYPASS」スイッチが付いているということ。

vld1-2_1024x1024.jpeg


プリアンプなのにBYPASSがついているということは、BYPASS時にはギターの信号がダイレクトにパワーアンプに入るという設計。。。?抜けをよくするためにパワーアンプに直に刺すという話は全く聞かない話ではないですが、わざわざプリアンプに(しかもヴァイが使用しているプリアンプに!)そのためだけにスイッチを設ける意味がよく分かりません。

最初の段階では概要しか発表されず、後ろのBYPASS端子から信号が出力される、いわばチューナーミュート用のスイッチかもしれないという推測もしていたのですが、BYPASS端子は外部コントロール用の端子で、信号はOUTかCAB VOICED OUTからしか出ないようです。

よくわからないことでモヤモヤしているのも嫌だったので、思い切ってCARVINに直接問い合わせをしてみました。
その回答は以下のようなものでした。

Q)
Why does this preamp have a "bypass" switch?
- このプリアンプにはなぜバイパススイッチがついているのですか?



返ってきた回答としては、以下のようなものでした。

The VLD1 Legacy Drive does function as you described, but there is more than one way to use it.
The Bypass switch is mainly for the option of connecting the VLD1 rear Output jack into the front Input jack of an amplifier. In this way you can use the amplifier internal sound with option of engaging the Legacy Drive at any time - similar to using a distortion pedal.
If you connect from the left side Cab Voiced Out jack the speaker voicing is still active in the Bypass mode.

- VLD1 Legacy Driveは指摘の通りプリアンプして機能しますが、使い方は他にもあります。
Bypassスイッチは主に、VLD1の後ろのOutputジャックをアンプのInputに接続するときのオプションとしてあります。この使い方では、アンプ内部のサウンドを使用するとともに、いつでもLegacy Driveをオプションとして組み込めます。ディストーションペダルに近い使い方です。
左側のCab Voiced Outジャックに接続した場合、バイパスモードでもスピーカーボイシングは引き続き有効なままです。




というわけで、プリアンプをディストーションペダルとして使用したい人向けのオプションという回答でした。


ペダル型プリアンプを歪みエフェクターとして使用。。。
あまり聞く話ではないですが、無理ではないですし、CARVINがそう設計するぐらいなので需要は意外とあるのかもしれません。

個人的にはプリアンプだけで歪みを完結させるのが好きな人間なので、このBYPASSスイッチは不要だなと思いました。選択肢は多ければ多いほど良いように思われますが、必ずしもそうではないと思っています。多すぎる選択肢は時として邪魔なだけです。
VLDは実質3chでスイッチも3つなのに、それぞれのサウンドを一つずつ割り当てるという使い方をせず、ON/BYPASSという無駄な機能をつけたがために、スイッチの踏み方がややこしくなっています(歪みとクリーンの切り替えに右スイッチ、歪みモードの時にGAINを上げるために中央スイッチ)。

自分がTUBEMANでの使い方が身に染み付いているためにプリアンプを歪みエフェクターとして使用する方法に魅力を感じないだけかもしれません。

ちょっと気になって調べてみたのですが、ペダル型プリアンプというのは結構種類があるものの、ON/OFFスイッチがついているものもそこそこあるようです。

Digimartの特集で取り上げられているペダル型プリアンプの中では、ON/OFFスイッチの有無は以下のような感じでした。

ON/OFF スイッチ有り→6機種
Orange Custom Shop / Bax Bangeetar Guitar Pre-EQ
Strymon / Riverside
ADA / MP-1 Channel
Two Notes Audio Engineering / Le Lead
Carl Martin / 3 Band Prametric Pre-Amp
Tronographic / Boxidizer


ON/OFFスイッチ無し→4機種
AMT Electronics / SS-30 Bulava
Koch / Superlead
Laney / IRT-Pulse
Flying Teapot / 59 Preamp


繰り返しになりますが、個人的にはプリアンプを歪みエフェクターとしてアンプと併用するのは蛇足感があってあまり好きではないのですが、エフェクター多様派の人も世の中には多いのかもしれません。
また、昔はTUBEMANとKochのPedaltoneしかなかったペダル型プリアンプですが、市場が広がって機種が増えるに従って、VLD1のようにエフェクターとしての使用もできる設計のものも増えてきたということもしれません。

個人的にはKochのSuperleadなどのように、エフェクターとして使用する場合のスイッチは側面や背面などの届きづらいところで配置して、演奏中に間違って操作してしまうことがないようにしてもらうのがすきなんですけどね。

そもそもな話として、ではプリアンプと歪みエフェクターとは何が違うのか?という話になるとややこしくなるし自分もわかっていないので、今はこの話はここまでとしたいと思います。

teshima

追記:
ちなみによく読んだらVLD1のBYPASSスイッチについてはマニュアルのPDF内にそのような説明がありましたね。

VLD1のページ(マニュアルのPDFへのリンクあり)
http://carvinaudio.com/products/vld1-legacy-drive-pre-amp-pedal

マニュアルのPDF
http://carvinimages.com/documents/guitar-amps/LegacyDriveVLD1_manual.pdf
プロフィール

nobuteshima

Author:nobuteshima
ここはギタリスト・作曲家のteshimaのギター的・音楽的日々を綴っていくブログです。ライブ告知、機材レビュー、ギターや音楽についてのことなどを書いています。
ソロプロジェクト「enigmatic blue」、音楽制作団体「Clown Clan」などで活動しています。サポートギター、アレンジ制作、音源制作の依頼なども承っています。
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