穐吉敏子氏のピアノ

teshimaです。

今日は珍しく今日あったことのブログを書いているのですが、それぐらいのイベントを見てきました。
アメリカ大使館の公邸にて、穐吉敏子さんのミニ・リサイタルを見に行って来ました。

アメリカ大使館は、留学の時にビザを取りに行くのに行ったきり行ってなかったのですが、まさか時間が経ってからこういう形で再び訪れるとは思っていませんでした。とはいえ大使館ではなくて公邸の方でのリサイタルだったので大使館の裏手にある建物だったのですが。
公邸はホントにキレイな建物で見とれてしまうほどでした。周りには六本木の高層ビルがそびえてるのが見えるのですが、その風景がまた不思議でもあり、独特の美しさをかもし出していました。
あ、ちなみに緊張のあまり今回は全然写真などは撮影できませんでした、、、残念!


時間になり、ルース駐米大使(!)から本日の趣旨に関しての簡単な挨拶があり、続いて穐吉さんのリサイタルがスタート。

何というか、自然体でいて、それでいて芸術の奥深さを垣間見たようなリサイタルでした、、、。
ものすごい速いパッセージや難解なフレーズが出てくるという訳ではないのですが、楽曲ごとに様々な表情を見せる穐吉さんのピアノが、すごく自然に混じりあい、一つの流れとしてまとまっている様は見事でした。若い時に書かれたというご自分の曲も、比較的最近書かれたという曲も、ジャズスタンダードも、それぞれが違う表情を見せながら自然と流れ出てくるのを聞いていると、穐吉敏子というピアニストの奥深さを感じずにはいられないのでした。

印象的だったのは、途中のお話で穐吉さんがおっしゃっていた言葉。
「私がこれまでのキャリアの中で築きあげてきた財産を、若い人たちに引き継いでいきたい。」

ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、穐吉敏子さんは、1956年に単身バークリーに留学されたのですが、バークリー初の日本人留学生でいらっしゃるのです。今日のお話しの中にもありましたが、当時は全てがオープンな雰囲気で、今では「ジャズの巨人」と呼ばれるような人たちとも気軽にセッションができるような時代だったということです。今の日本じゃ考えられない世界ですよね、、、。それだけの経験をお持ちの方が、それを後世に伝えようとする姿勢に、遠い後輩としては嬉しい思いでした。

最後、国立音楽院のサックスの生徒二人を交えてのセッション。あの「生ける伝説」の穐吉さんとセッションなんて若いミュージシャンにとっては脚が震えるような気分だったかもしれませんが(実際ガチガチでしたが)、その緊張している二人を優しくリードするピアノにも、穐吉さんの懐の深さを感じさせられました。


なかなか貴重な経験をした一夜だったと思います。
忘れないうちにしっかり文にしたためようと思ってブログを書いた次第です。

よーし俺も頑張るぞー!

teshima
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Author:nobuteshima
ここはギタリスト・作曲家のteshimaのギター的・音楽的日々を綴っていくブログです。ライブ告知、機材レビュー、ギターや音楽についてのことなどを書いています。
ソロプロジェクト「enigmatic blue」、音楽制作団体「Clown Clan」などで活動しています。サポートギター、アレンジ制作、音源制作の依頼なども承っています。
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