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弦のゲージとペグについて

teshimaです。

ツイートもしましたが、先日弦交換をしていたところ、どうしても弦がペグに入らないという事象に遭遇しました。



交換しているギターは8弦ギターなのですが、その8弦がどうしてもペグに入らなかったのです。
ベース弦を無理やり転用しているわけでもなく、一般的なGHSのセットなのですが、全くペグに入らなかったのです。

確かに8弦ギターの弦交換は初めてではありましたが、いくら安物とはいえペグに弦が入らないような設計になっていることがありうるものなのか。。。?と思いましたが、弦交換の最中に文句を言っても仕方がないので、とりあえず弦をペグに入るようにあれこれ工夫しなければなりません。

最初はハンマーで弦の先を叩いて細くするということを考えたんのですが、残念ながらハンマーがありません。あったとしても叩く安定した台がありません。
ペンチで先端を挟んで細くしてみようともしたのですが、こういう時に限ってペンチが見つからないものです。

仕方ないので、ニッパーの先端で弦をほどいてみて、芯線をむき出しにしてみることにしました。

2021_8String

端っこを解くのに苦労しましたが、一度ほどき始めてしまえば簡単にこれぐらいは解くことができました。頭では理解していたつもりでしたが、本当に巻き弦って芯線に他の弦が巻きつけてある構造なんですね。。。
本当は弦の構造がもろくなったりペグから引っこ抜けたりしそう、ということでこういう手段は使いたくなかったのですが、ペグに弦が入らなくて巻き付けられないのでは、弦を交換する意味がないので仕方がありません。

結果として上手く巻きついてくれました。

2021_8String_2_2.png

なぜペグの穴が弦を受け入れてくれないサイズなのかは謎ですが、毎回ニッパーでこのように弦を解かないといけないなら、径の大きなペグに交換するか、あるいはいっそ弦を解く前提でロックペグなどにするのも一つの手かもしれないと思いました。

8弦ギターのインプレッションそのものについては、また別に記事を書きたいと思います。

teshima
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Author:nobuteshima
ここはギタリスト・作曲家のteshimaのギター的・音楽的日々を綴っていくブログです。ライブ告知、機材レビュー、ギターや音楽についてのことなどを書いています。
ソロプロジェクト「enigmatic blue」、音楽制作団体「Clown Clan」などで活動しています。サポートギター、アレンジ制作、音源制作の依頼なども承っています。
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