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M3秋振り返り

teshimaです。

今回のM3についてちょっと振り返りです。

今回、なんとか頑張って4曲入りのCDを出すことができました。
曲数としては4曲という数を達成できたのですが、総時間数としては今までのCDと比べるとやや見劣りする分量でもありました。
曲数は4曲程度を確保しつつ、時間という面での分量も今後は確保できればな、と思いました。
無論、クオリティは維持したままでというのは大前提です。
ここら辺は今後の課題と言えそうです。

もう一つ、機材面で改善した点といえば、ベースサウンド用に歪みエフェクターを導入してみました。
といっても、何か新しい機材を買ったわけではなく、長いこと使っていなかったIbanezのTube Screamerをベースにかましてみました。
しかもベース用ではなく、一般的なギター用のTS-9です。

TubeScreamerWithMP1

今までも、この画像に写っているARTのMP V3でベースを歪ませていたのですが、音色的な問題ではなく、謎の音割れを起こす、というトラブルを抱えていました。もちろん、レコーディングする前に強めに弾いた音がピークを超えないようにレベルを調整するのですが、実際に録り終わるとなぜかピークランプがついており、録ったファイルを見返すと1〜2箇所に波形が飛び出ているところがありました。
しかも強く弾きすぎた結果音割れしているというより、波形が、鋭いトゲが刺さったような波形になった結果音割れしており、ベースを1テイク録るごとに発生した音割れを修正、次のセクションを録って発生した音割れを修正、次のセクションを録って、、、、という、かなり無駄の多い工程を踏んでいました。

このトゲのような音割れ(自分はスパイクと呼んでいますが)はどのような条件で発生するのか全く不明で、フレーズの弾き始め発生することがやや多いものの、発生しないことや、フレーズの途中に突然発生することもあり、まるで雨漏りを直しているかのようでした。

そこで試しにTube ScreamerをMP V3の前につなげ、MP V3はクリーンな設定に、そしてTube Screamerでベースを歪ませる設定にしたところ。。。。

スパイクはピタリと発生しなくなりました。

原因は依然としてわかりませんが、結果としてスパイクが出ないようになったこと、またTube Screamerぐらいのオーバードライブでもベース用としては十分使い物になることから、今回はこういったセッティングでのベース録りとなりました。

興味深いのは、5弦ベースを弾いていると、4弦(E弦)の開放弦辺りまではきちんと歪むのですが、5弦(B弦)のローポジションの方に行くと全くといっていいほど歪まなくなり、ほぼクリーンな音が出ることです。
ここらへんが、TS-9がギター用であり、ベース用に設計されていないことの証拠なのかもしれませんね。

teshima
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nobuteshima

Author:nobuteshima
ここはギタリスト・作曲家のteshimaのギター的・音楽的日々を綴っていくブログです。ライブ告知、機材レビュー、ギターや音楽についてのことなどを書いています。
ソロプロジェクト「enigmatic blue」、音楽制作団体「Clown Clan」などで活動しています。サポートギター、アレンジ制作、音源制作の依頼なども承っています。
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