サブボードの作成(3) 完成版

teshimaです。

前々から書いていたサブボード、完成しました。こちら。です。

IMGP4911.jpg

中身は以下の通り。

(ギター)

VOX V845(ワウ)

AMT SS-20(プリアンプ)

BOSS FV-50L(ボリュームペダル)→tc electronic Polytune2 Noir(チューナー)

tc electronic CORONA mini chorus(コーラス)

tc electronic FLASHBACK mini delay(ディレイ)

(アンプのRETURNへ)

基本的にはメインのボードを踏襲して、軽くできるものを軽くする、という設計です。
リハーサルやちょっとしたセッションに持って行く軽いサブボードというつもりだったので、多少の機能や使い勝手は犠牲にしてもとにかく軽くしようとしました。結果的には概ね満足です。軽いのでリハに持って行ってもそんなに疲れません。
あと板に固定したというのがやはり大きく、電車の中で立てに置いても中の機材には全く影響しません。ネジで固定した甲斐があったというものです。


ポイントとしては、電気の流れと信号の流れをボードの表と裏できっちり分けたところでしょうか。電流とギターの信号を並走させるとノイズの影響を受けやすいといわれる事から(そんなにノイズに悩まされる事もないのですが)、ボード裏に足をつけた関係で配線を通すだけの隙間ができたことから、電源は基本的に裏を、パッチケーブルは表を通るという形になっています。
大きな画像で見てもらえると分かるかもしれませんが、電源はPolytuneの上の穴2つから裏側を通り、一つはSS-20へ、一つはCAJのPBHUB6-Cへとつながります。PBHUB6-Cに入った電源はそこから分岐して再び裏を通り、ボード左側のtc系のペダルに電源供給しています。ワウ用の電源はさすがに表を通しています。
裏側では長さの余った電源ケーブルもネジで裏側に固定しているので、床に置いたときも余ったケーブルがはさまってボードが傾くといったこともありません。スッキリです。

また、最近の新しい機材には割と疎いのですが、今回のボードではEBSのフラットパッチケーブルがかなり役に立ちました。プラグもケーブル自体もかなり平らなために二つのペダルをかなり近い距離まで寄せることが出来るので、こういった小型ボードの制作には多いに役に立ちました。クランク型さえあれば全部これで統一したいぐらいでした。


現状でリハ用としては大きな不満はないのですが、少し気になる点、あるいは反省点としては以下の様なものがあります。

▼AMT SS-20
今回、実はメインのボードの中核のTUBEMANの代わりになるかどうかをテストする意味も含めてAMT SS-20をプリアンプとして選択してみたのですが、予想外のダウンポイントがありました。それが以下の2つ。

1) スイッチ2つで3chという踏み替え
2) バッキングとソロの歪みでの音量差が付けられない。

1)は、とっさの時に2つあるスイッチどちらを踏んで良いのか一瞬迷う、という問題でした。今までTUBEMANで「使いたいchのスイッチを踏む」というのに慣れていたため、現在のchと使いたいchによって踏むボタンが異なるというのに戸惑っています。また、ライブ本番などではプレッシャーもかかりますから、「踏んだらその音が出る」というシンプルな操作性は大事なのかもしれません。が、これはある意味慣れの問題なので慣れれば良いだけともいえます。
どちらかというと2)の方が問題で、ソロもバッキングも音量が一緒というのは、地味に困る問題です。多少の機能は犠牲にしても構わないつもりでしたが、これは予想外の問題でした。真空管が入っていると言う点でSS-20を選んだのですが、正直SS-11Bの方が合ってたのでは。。。と思っています。

ただ、音色としては全然悪くなく、ネットで色々書かれている様な「使い物にならないレベルのホワイトノイズ」もなく、ソロの音量差問題以外は割と使いやすいです。

▼ボードの加工
前回の記事でもボードの加工はなるべく最初にやっておいた方が良いという話を書きましたが、今回ボードを制作してて一番時間がかかったのが「電源用の穴を開ける」という点でした。電源を裏に通すと言うアイデアは良かったと思うのですが、ドリル1本ではなかなかケーブル用の穴は開かず、1箇所につき6回ぐらいドリルで穴を拡張して、、、という作業が必要でした。ノコギリがあればもう少し楽に出来た可能性もありますが、それより穴を開ける位置を計算しておいてハンズで先に開けておいてもらった方が良かった気がします。
ボードの加工が苦にならない人ならここはあまり問題ではないのかもしれません。

▼Flashback miniの音量
ここはまだかなり不明なのですが、ディレイを踏むと原音がかなり音量が上がります。本来であれば原音にはいっさい変化なくディレイ音だけ信号に乗って欲しいのですが、ちょっとブースターを踏んだかのように原音が太くなってしまいます。tone print機能を使用してエディターであれこれいじってもみたのですが、どうにも解決しません。
ただ、これは考えようによってはソロ時に音量を上げる方便と考えられなくもないので、ある意味アリかもしれないと割り切ろうかと思っています。

▼ワウ踏み込み時のボード滑り
これは盲点だったのですが、ワウを強く踏み込もうとしすぎると、ボードが前方に滑ります。裏に滑り止めの類いを一切付けていない上にスタジオは大体フローリングで滑りやすい床になっているからなのですが、ちょっと盲点でした。今のところはワウを真上から体重をかけるように心がける事で対処しています。
ただ今回のボードはテープの類を一切使っていないので今後ボードがベタベタになる可能性がない、という点が一つの魅力なので、裏の足にゴム板か何かをネジで固定しようかなと思っています。
完全に余談ですが、強く踏み込みすぎたときに板が割れないように、ボリュームペダルとワウペダルの裏には余った材木を貼り付けて補強してあります。特にワウペダルは踏み込み時に強い力がかかりますから、これは正解だったと思っています。


こんな所でしょうか。能書きも長かったですが、完成版の紹介もかなり長くなってしまいました。
これを読んだ人の何かの参考になれば幸いです。


teshima
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Author:nobuteshima
ここはギタリスト・作曲家のteshimaのギター的・音楽的日々を綴っていくブログです。ライブ告知、機材レビュー、ギターや音楽についてのことなどを書いています。
ソロプロジェクト「enigmatic blue」、音楽制作団体「Clown Clan」などで活動しています。サポートギター、アレンジ制作、音源制作の依頼なども承っています。
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