SIAM SHADE 20th Anniversary year 2015-2016 「The Rain Lets Up」in Zepp Tokyo

teshimaです。

M3とタイミングは前後するのですが、10/21にSIAM SHADEのライブをZepp Tokyoで見てきました。
大体の事はその日の夜のうちにTwitterで叫んでしまったのですが、感想をつづってみたいと思います。

○DAITA最高
この日は終始DAITAのトーンがキレキレでした。きらめくような音色もさることながら、解散前の時期によく目立っていたアツいチョーキング・ビブラートが全開だったのが特に印象的でした。実は、過去の再結成公演や本人のワンマンライブを見に行ったとき、どうしてもアーミングに終始してビブラートが全然ないプレイスタイルに少しだけ、もやもやした不満を覚えた記憶がありました。しかしこの日はそんなもの何のその。ギターキッズのようなアツいスピリット全開でギタープレイをガツガツと決めていました。

○昔では聞く事ができなかったであろう「PASSION〜Bloody Train」
10/18のさいたまスーパーアリーナでBloody Trainをやってくれたと言う話は聞いていたのですが、この日もやってくれました。しかも原曲チューニングのPASSIONからの流れでした。これはアツい!昔から知っている曲なのにライブでは聞いた事がないBloody Trainに、会場もどうノっていいのかやや戸惑っているようにも思えました。自分が知る限り、解散前はBloody Trainライブでは一度もやったことはないと思います。これはギターのチューニングが全弦1音下げ(+ドロップD)だったのが関係しているかと。PASSIONも1音下げなのですが、シングル曲なので外せなかったのか、原曲から半音上げて半音下げチューニングでやっていましたね。これらをどちらもつなげて演奏してくれたと言うのはとてもアツかったです。
解散前はレギュラー、半音下げ、ドロップDの3種類のチューニング縛りがあったのですが、解散後のソロ活動などを経てDAITAがダウンチューニングを多用し始めた結果なのかもしれません。
解散後はその高い演奏力をライブで楽しめない事を嘆く若いファンが多かったですが、解散前には見る事のできなかった楽曲をこうしてライブで聞けるようになった、というのは良い意味でのサプライズだったのではないでしょうか。

○SIAM SHADEというバンドの曲の良さ
この日のPAが、ボーカルだけ突出してでかかったせいもあるのですが、SIAM SHADEというバンドの楽曲の良さを再認識した一夜だったように思います。SIAMといえば演奏力の高さももちろんなのですが、「Dear..」、「1/3」、「大きな木の下で」、など、ポップで歌詞を聞かせる曲を持っている一面もあるのです。「Dear...」は解散直前辺りから「同じ時を時代を過ごせる奇跡に」という一文が、メンバー(特に栄喜)からもファンからもとても大事な歌詞として扱われてきたように思うのですが、この日は特に「1/3」の歌詞が意外にも心に響きました。
「離れれば離れるほど 愛しい人だときづく
 求めれば求めるほどに 切ない距離を感じてる」
もう彼らの代表曲の、しかもサビの部分の歌詞なのですが、なんだか今のSIAMとファンとの距離感を綴っているようにも思えて妙に切なくなりました。今や5人が5人ともにそれぞれのソロ活動や別アーティストのサポートなど、特に忙しい日々を送っている訳ですから、簡単にSIAM SHADEとしての姿を見る事はできないわけです。でも、見れば見るほどもっとライブを見たくなる。。。このシングルが出たときに、メンバーの誰一人、現在の状況を予想して曲を作っていた訳ではないと思いますが、こういった歌詞が結果的に(皮肉にも?)現状にぴったり当てはまるというのは不思議なものだと思いました。Mr.Bigが再結成時に「Next Time Around」の歌詞が今のメンバーにぴたりと当てはまる、と言っていたのに少し近いかもしれませんね。

○GET A LIFEについて
良い事ばっかり書いててもアレなので。。。この日のライブのGET A LIFEについて書かない訳にはいかないでしょう。端的に言うと栄喜が歌の入りを間違えたために構成がしっちゃかめっちゃかになり、、、というモノでした。SIAMは同期を使って演奏しているため、こういったときに「じゃあボーカルに合わせて構成戻して、、、」というのができないのが裏目に出た形、でしょうか。。。まあ演奏がグダったのは残念ですが、最後の最後にDon't tell liesのあとに、もう一回この曲を演奏し直してくれたのは良い意味でのサプライズでした。ミスはミスとして割り切った上で、それをプラスの方向に切り替えるのは、彼らのプロ魂を感じました。
また、一回目に失敗したときも、 同期を切ったのを逆手に取って、淳士がハーフの部分を現況以上にテンポを重く取って立ち上がってたたいていたのもプロ魂を感じた部分でした。その後のDAITAのソロも遊び心満載に聞こえたのは自分だけでしょうか。ピンチはチャンスと言いますが、その切り返しができたのも、彼らのレベルの高さがあっての事ではないでしょうか。

○機材関連
ギタリストとしてはやはりDAITAの使用ギターが気になる訳ですが、この日はテレシェイプの、黄色のギターと黒のギターが目立ちました。どこのメーカーのだったんだろう、黄色のは往年のESPのっぽかったな。。。などと不思議に思っていましたが、後でもらったフライヤーを見て納得、G-Lifeの新機種でしたw記憶に残っている限りでは、この日使用したギターは
G-Life Cross Edge (黄色・メイプル指板)
G-Life Cross Edge (黒・ローズ指板)
G-Life DSG PREMIUM (Bora Bora Ocean Blue)
DEAN Flying V
の4本だったかな?Cross Edgeの使用率が高かったように思います。DEANはドロップD用だったみたいです。
この他では、淳士の変則2バスが気になりました。2バスなのですが、左側だけ20か18インチの小口径のバスでした。おそらく、右のバスをツインペダルでメインとして鳴らして、左をサブとして使用、というような変則セットだったのかな?ここら辺は後で出るであろう雑誌等でチェックしてみたいと思いますが。

○若いファンについて
Twitterでも書いたのですが、ライブが始まる直前、自分の右手前にいる男性がバケツをひっくり返して床に置いていました。え?バケツ?と思ったのですが、どうもつれて来た小学生ぐらいの息子さんたちが少しでも見えるようにと持って来たもののようでした。そう、小学生も見に来ていたのです。SIAM解散前からのファンだった人たちは、現在では30代〜40代になりつつある人が多いと思うのですが、こういった形で新しいファンが増えて行くと言う事は、素晴らしい事だと思いました。昔を懐かしんでるファンだけではなく、「今の」SIAM SHADEを楽しもうとしているファンがいるということ、これは大事なことだと思います。SIAM SHADEが「終わった」バンドではなく、今まさに「現在進行形で」活動してるバンドであることの証だからです。
また、解散後にSIAMを知って、彼らのライブを心待ちにしていた若い楽器プレイヤーと思しきファンもたくさんいました。解散後に彼らを知ったファンに取っては、彼らをライブで見たいのに見る事ができないもどかしい思いがあったことでしょう。それをこうして今見る事ができる。。。そんな熱気も感じました。

○総じてSIAM SHADE最高!
結局のところ、この日はみんなこんな感想だったんじゃないでしょうか。彼らをライブで見られる、そして追加でのツアーも発表される。。。そういう「今」を楽しめた一日だったのではと思います。今年の年末は各メンバーそれぞれのソロ活動で忙しいみたいなので年内のライブはなさそうですが、来年2月のツアーを今から楽しみに生きたいと思います。

teshima


(10/28 追記)
あとでよくよく見てみたら、公式サイトにてDAITA本人もGET A LIFEの件に触れてましたね。。。
daita-ism.com/みんなに感謝♡
ミスは無論無いにこしたことはないんですが、既に述べた通り、こういったミスを持ちかえす事のできるレベルの高さと言うのが、またSIAM SHADEの魅力の一つでもあると思います。
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Author:nobuteshima
ここはギタリスト・作曲家のteshimaのギター的・音楽的日々を綴っていくブログです。ライブ告知、機材レビュー、ギターや音楽についてのことなどを書いています。
ソロプロジェクト「enigmatic blue」、音楽制作団体「Clown Clan」などで活動しています。サポートギター、アレンジ制作、音源制作の依頼なども承っています。
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