サブボードVer2の作成
さて、M3も終わって忙しさもひと段落したのですが、今月の後半には久しぶりにスタジオに入るセッションもあり、前から手をつけようと思ってずるずると先延ばししていたサブボードのアップデートを行うことにしました。
今回変更したい点は以下の通り。
・メインとなるAMT SS-11Bをしっかり固定する
・ディレイをFlashBack IIにして、外部タップテンポスイッチを接続できるようにする
・ボリュームペダルをDunlopのDVP-4にしてボード全体を小型化する
・板を新しくしてエフェクターを全て固定し直す
前のボードは完成直後に中核となるプリアンプを変更することになったために、エフェクターの配置もやや歪なものとなり、またそのあとに「こっちの方が良さそうだ!」と思えるエフェクター類が結構見つかったため、それを使用するため全面的なボード刷新となります。前のものも結構変わっていましたが、板ごと変えるとなるとやはり刷新感が出ますね。
まずは基礎となる木板を買ってきます。
朝から木板に鉛筆で印をつけるなどした(本当は穴まで開けたかったが、時間切れだった) pic.twitter.com/Omx5KEamdX
— nobuteshima@M3春ありがとうございました! (@nobuteshima) May 3, 2022
次に、DCケーブルを裏側に通すための穴を開けていきます。これのサイズにいつも悩むところなのですが、後から考えればそんなに大きいものでもないし、DCケーブルのプラグのサイズぴったりの穴を開ければよかったなとちょっと後悔しました。
穴を開けた。一番上の穴はもう少し拡張の必要あり。 pic.twitter.com/N3l2bwu6FA
— nobuteshima@M3春ありがとうございました! (@nobuteshima) May 4, 2022
というわけで穴を少し拡張してヤスリもかけて滑らかにします。
一番上の穴も拡張した。本当はもう少し切り口をヤスリでキレイにしたいけど、本質的な部分ではないのでコレぐらいで良しとする。一応これで下準備は完成なのかな? pic.twitter.com/bZZ9CikbGb
— nobuteshima@M3春ありがとうございました! (@nobuteshima) May 5, 2022
次に、裏側の足となる木材パーツを取り付けるための位置どりをします。
全然下準備完成じゃなかった。裏側の足の位置取り。
— nobuteshima@M3春ありがとうございました! (@nobuteshima) May 6, 2022
切ってキレイにするのが大変そう。
それはそれとして、木材の表と裏を間違えた気がするけど、もはや取り返しが付かないのでこのまま進むことにする。 pic.twitter.com/lE7n2dMwJ6
余談ですが、エフェクターの配置は以前紹介したGoogleスライドを使用する方法で配置は詰めてあるので、それに従って開ける位置も決めてあります。事前に決められるのは良いですね。
参考→ Googleスライドを使用してペダルボードを構築する
木板の端材を分割して足となるパーツを切り出していきます。
こうやって余った端材を有効活用できるのは良いことですね。
これ(一枚目)を切るとこう(二枚目)なるんじゃ。
— nobuteshima@M3春ありがとうございました! (@nobuteshima) May 7, 2022
木目に反して切るところ、何とか上手く切れて良かった。 pic.twitter.com/EOSc017Bnx
そして木板に穴を開けて足を固定していきます。
前回は面から板を固定したので若干見た目が悪かったのですが、今回は裏から留めたので見た目も問題なし、かつネジ頭も綺麗に隠れたのでガタツキが出ないはずです!
そいで裏に脚として取り付け。
— nobuteshima@M3春ありがとうございました! (@nobuteshima) May 7, 2022
ダボ穴(?)も開けたのでネジ頭がキレイに埋まったので今度は置いたときにガタガタ揺れないはず! pic.twitter.com/0lSUeyR47V
木材部分は完成したので、いよいよ本題のエフェクターの配置です。
事前に配置をプランニングしてあるとはいえ、実際にネジ留めすると変更が効かなくなるので、ちょっと緊張しますね!
今日完成するはずだったのが、色々間違えてしまってここまでしか進まなかった。。。なぜ。。。俺は。。。あんな無駄な時間を。。。 pic.twitter.com/Orv2PmIQkp
— nobuteshima@M3春ありがとうございました! (@nobuteshima) May 15, 2022
2個目、3個目を配置していきます。
配置すると外せなくなるので、DCケーブル/パッチケーブルと、外部タップテンポ用のL字端子はこの段階ですでに接続してあります。
また、ボリュームペダルを動かすとコーラスのスイッチに当たりそうだったので、少しだけ奥側にずらします。
2個目追加して固定。3つ目の位置決め中。ボタンの踏みやすさを考えてボリュームペダルは少し奥にずらす。平面図だけでは分からなかった位置関係。 pic.twitter.com/2q3rLsioJ4
— nobuteshima@M3春ありがとうございました! (@nobuteshima) May 17, 2022
DCケーブルを這わせつつ、ワウも固定します。
ケーブルが完全に固定されているわけではなく、かつ外すこともできないので、ボードをひっくり返したりする度にブラブラ揺れるこの工程の辺りが一番めんどくさかった気がします。
裏側に電源ケーブル這わせてワウも固定。パッチや電源を後からつなげる、が出来ないのがネジ止め式の辛いところよね pic.twitter.com/xGdiQAW8ia
— nobuteshima@M3春ありがとうございました! (@nobuteshima) May 17, 2022
中核となるプリアンプを配置し、パッシブボリュームも繋げて、かなり出来上がってきました。
今回は使用しているパッチケーブルはバラバラですが、ProvidenceのP203、EBCのPCF-10、そしてたまたま入手したOYAIDEのG-SPOTケーブルのクランク型です。
クランク型のパッチケーブル、結構役に立ちます。
ワウの電源ケーブル、プリアンプを配置して、パッシブボリュームまで繋げたところ。フラットパッチも役に立つけど、こういうときにはクランクのパッチが役に立つ。 pic.twitter.com/IF9RHD7zOL
— nobuteshima@M3春ありがとうございました! (@nobuteshima) May 17, 2022
裏側でDCケーブルがブラブラしてるとボードのガタツキやケーブルの断線の原因になるので、遊びがなくなるように薄いゴム板でフタをします。少し不安定な感じもしますが、今はこれで良しとします。
裏側の電源ケーブルが邪魔にならないように、ゴム布でフタをする。想像以上に柔らかかったから、破れそう。。。木で蓋したほうが良さそう pic.twitter.com/I5tMAJWS9j
— nobuteshima@M3春ありがとうございました! (@nobuteshima) May 17, 2022
固定具が接続できなかったチューナーとボリュームはまだブラブラしてますが、パッチケーブル/DCケーブルとも接続が完了して、一応ボードとして音が出るようになりました!
チューナー(とボリューム)だけは固定しきれなくて養生テープで仮止めだけど、これで一応必要なペダルを固定して、サブボード完成の巻。機能性寄りにステータスを振ったので重量は前より増えてしまったけど、多少小型化できたし、ディレイのタップテンポを接続できるようになったのが最大の利点。 pic.twitter.com/8ipmOdUW0Z
— nobuteshima@M3秋ありがとうございました! (@nobuteshima) May 17, 2022
最終的な完成図です。
最初に仮置きしたときの位置と最終的な固定位置の比較。ボリュームペダルを奥にずらさざるを得なかったのと、チューナーの電源の位置を間違えてたので慌てて手前にずらした以外は想定通りかな。ただこうもかっちり固定してるとプリアンプが5°ぐらい左に傾いてるのが気になる。。。苦笑 pic.twitter.com/TjoeXAVLMU
— nobuteshima@M3秋ありがとうございました! (@nobuteshima) May 17, 2022
中身は以下の通りです。
太字の部分が新しくなった部分です。
(ギター)
↓
Jim Dunlop CBM95 Cry Baby Mini Wah(ワウ)
↓
AMT SS-11B(プリアンプ)
↓
Geek Fx ボリュームコントローラー(アッテネーター)
↓
Jim Dunlop DVP-4(ボリュームペダル)→KORG Picthblack mini(チューナー)
↓
tc electronic CORONA mini chorus(コーラス)
↓
tc electronic FLASHBACK II delay(ディレイ)→外部タップテンポ端子
↓
(アンプのRETURNへ)
ボードが少しだけ奥行き方向が小さくなり、以前より密集しているはずなのですが、ボリュームペダルが小さくなった影響かそこまで踏みづらさは感じません。当初はタップテンポスイッチもコーラスとディレイの間辺りに配置する予定だったのですが、さすがに幅が足りなかったので外付けにすることにしました。一応スイッチ長押しでディレイ単体でタップテンポするも可能なので、使いやすさとしては十分です(前のディレイではオーディオタップしかできないため、タップテンポする場合には絶対に音が止まる必要があり、曲中でタップを頻繁に変更する自分としては致命的な使いづらさがありました)。
使用に関してはこれでだいぶ問題はないのですが、チューナーとパッシブボリュームを固定しないといけないのと、パッチケーブルが意外に太くてチューナーにカブったりボリュームの位置がずれたりするので、もう少し扱いやすいケーブルに変更してもいいかな、という気がしてきました。
何はともあれ、これにてサブボードVer.2の一応の完成です。
teshima