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パワーアンプでの違いについて

teshimaです。

今回はパワーアンプでの歪み方ということについて書いてみたいと思います。

アンプにおいて、歪みなどの基本的な音作りは大部分プリアンプ部分で行われて、パワーアンプはそれをスピーカーで鳴らせる音量まで持ち上げるだけ、というのが基本的な構造になっています。
ではパワーアンプは全く音作りに関係していないのかというとそうでもなく、プリアンプほどではないにせよ音作りにも密かに関わっている部分であるというのはよく言われます。

今回は、TRIAXISのテストを経て、「MESA BoogieのプリアンプはMESA Boogieのパワーアンプと組み合わせないと進化を発揮しない」というウワサについて気になったので、TRIAXISをスタジオに持ち込んでテストしてみました。


使用した機材は以下のとおりです。

ギター:Suhr Modern Custom Trans Blue
プリアンプ:MESA Boogie TRIAXIS
パワーアンプ:MESA Boogie Dual Rectifier/Marshall JVM210H

単純にパワーアンプのことについてテストするので、エフェクトやペダルは一切なしです。
また特性についてテストするため、音量はなるべく一緒、PRESENCEなどのパワーアンプ側の積極的な音作りは一切なしという条件でテストをしてみました。

結論としては、少しですが音の感触が違いました。
MESA Boogie:低域と中高域がパリッとハリがあって明るい印象
Marshall:中低域が強く、締まった印象

もちろんそれぞれ1台ずつしかテストしていないわけで、これだけで全てを結論付けるのは早計ですが、傾向としてはこういう傾向がありました。
歪みのゲイン量という部分に関しては、どちらもそこそこ納得の行く感じになりました。キャビネットを通すから違って聞こえるのか、パワーアンプに通したことでゲインがプラスされているのか、詳細は分かりませんが、期待外れというライン取りの印象とはかなり異なりハイゲインな音を出してくれました。
スタジオ内でRec OUTとアンプの音を比較し忘れたのがやや残念です。

この日は時間的な制約もあり他のパワーアンプは試せませんでしたが、以前一度だけ「パワーアンプでここまで違うのか!」と驚いた記憶があるDiezelのパワーアンプでも試してみたいところです。

TRIAXISの運用については、しばらく考えてみたいと思います。

teshima
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MESA Boogie TRIAXIS

teshimaです。

最近ブログ書くネタがなかったので久しぶりの更新です。
今回はMESA Boogie TRIAXISについてです。

TRIAXISといえば、John PetrucciやJames Hettfield/Kirk Hammett、DAITAなどのハイゲイン系ギタリストが好んで使用していることで知られるハイスペックなラックプリアンプです。MESAの歴代のアンプ全てを格納していると言っても過言ではない音作りの幅の広さが特徴です。

自分のところではキャビネットを鳴らす環境がないので、スピーカーシミュレーターを通したRec OUTからオーディオI/Fに直接接続して使用してみました。

結果ですが。。。思った以上にゲインが弱く、思っていた音とは程遠い印象でした。
個人的にはMESA Boogieといえば、密度の濃い、目の細かい整った歪みをイメージしていたのですが、クランチ〜オーバードライブ程度の歪みしか出ず、期待はずれといったところでした。
内部の回路が何か故障してるのか。。。ちょっと不明です。

もう少し時間をかけてチェックしてみたいと思います。

teshima
プロフィール

nobuteshima

Author:nobuteshima
ここはギタリスト・作曲家のteshimaのギター的・音楽的日々を綴っていくブログです。ライブ告知、機材レビュー、ギターや音楽についてのことなどを書いています。
ソロプロジェクト「enigmatic blue」、音楽制作団体「Clown Clan」などで活動しています。サポートギター、アレンジ制作、音源制作の依頼なども承っています。
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