ギターのスケール(長さ)について

teshimaです。

ギターにおいて、その音色や弾き心地を決定付ける要素っていろいろあると思うのですが、比較的見落とされがちな要素としてスケール(長さ)というのがあると思います。ということをつらつらと書いてみたいと思います。

ギターの音色や弾き心地というのはいろいろなものに左右されます。音色にはPU、ボディ材、セレクターの位置、トレモロの有無、エフェクターやアンプなど様々な要因が絡みます。弾き心地にはネック形状&フィニッシュ、ギター総重量、トレモロかフィクスドブリッジか、コントロールのレイアウト、はたまたカラーリングなどの見た目など。。。
ここで、両方ともに大きく影響するのがスケールです。

よく、スケールは長い方が音にハリが出る一方、長すぎるとストレッチフレーズや難解なコードなどで苦労すると言われます。音色とプレイアビリティのバランスが求められるという言い方をしてもいいかもしれません。
一般的には648mm(25.5インチ)のロングスケールと628mm(24.75)インチのミディアムスケールがよく知られていますが、音を求めてかロングスケールを採用しているギターが基本的には多いと思います。

また、最近は666mm(26.25インチ)や686mm(27インチ)などのエクストラロングスケールも広まりつつある上に、strandbergなどに見られるようなファンフレットも広がってきました。スケールに対する選択肢が広がってきたと言って良いでしょう。

その一方で、楽器店のサイトやネットオークションを見ていると、
「○○という木材をふんだんに使って。。。」
「現在ではほぼ取れない希少な◎◎を使ったネックが。。。」
など木材の事ばかりを書いていたりすることがほとんどです。
エクストラロングスケールのギターなどはさすがに見た目にも異質なので説明文で触れてあることが多いですが、ロングスケールかミディアムスケールかはほとんど記述を見かけません。

もちろん、ボディ材やネック材も大事です。
音に大いに関係すると言われますし(諸説アリ)、PUなどは交換ができますがボディ材・ネック材は交換できません。ですから気にする人が多いのも納得です。

ですが、スケールはどうでしょうか。
スルーネック・セットネックであればスケールを変更するのは不可能です。
ボルトオンネックであれば、ネックを付け替えることでスケールを替えることは理論上可能ですが、ネックの接着面の形状、ネジの位置、ネックの幅など様々な要素が噛み合っていないとうまくいかず、実質的には無理に近いというのが正直なところです。
(というか、可能ではありますがそこまでしてスケールを変更するなら新しいギターを買う方がよっぽど早く、楽。)

そして先に書いたように、スケールは音色にもプレイアビリティにも直結します。
実質的には変更不可で、音色にも弾き心地にも影響する。。。とても大きな要素ではないかと思います。


以前Ibanezの9弦(RG9QM)を弾いてみたことがありましたが、そのメタルに特化した見た目とは裏腹に、クリーントーンがとてもきらびやかな印象でした。28インチのエクストラロングスケールの影響だと思っています(ただ、ストレッチフレーズはかなり弾きづらく、リフなども少し手を余計開く印象がありました)。
また、ベースにおいても5弦・6弦ベースのローBは輪郭がない、ボヨンボヨンするなどと不評なことが多いですが、自分が持っているYAMAHA RBX775(スケール35インチ)はそんなことはありません。

やはりスケールというのは音色にもプレイアビリティにも直結する大きな要素である、と再認識した次第でした。


もっとスケールの重要性というものが広く認識されてほしいものだなと思います。

teshima
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ローステッドメイプル

teshimaです。

突然ですが、最近ローステッドメイプル、あるいはローステッド加工された木材がギター業界に広まりつつあるように思います。

ローステッドメイプルについてはSuhr Modernの記事を書いたときに色々と書きましたが、加熱処理をすることで余計な水分を抜き、耐久性を高めたメイプルのことです。
Suhrでは割とポピュラーなオプションだと思いますが、最近発売になったIbanezのAZシリーズでも実質的に同じ木材が採用されています。

ざっと調べただけでも、Suhr以外でも以下のモデルで採用されているのが確認できます。

Ibanez AZシリーズ(S-Tech wood)
AZ2402Q(Prestige、4桁モデル)
AZ224F(Premium、3桁モデル)

Jackson Misha Mansoorモデル(Caramelized Maple/Caramelized Alder)
Juggernaut HT6FM
Juggernaut HT6

Ernie Ball Music Man JP15/JP16(Roasted Maple)
JP15
JP16

Charvel Guthrie Govanモデル(Caramelized wood)
Guthrie Govan Signature HSH Flame Maple
Guthrie Govan Signature HSH Caramelized Ash


また、ハイエンドモデルだけではなく、廉価版のモデルでも採用が少しずつ広がっているように思います。
Sterling by Music Man JP150/JP157/JV60
JP150
JP157
JV60
加工に一手間かかるわけで、もちろん安価な入門機にまで全てに採用することは無理ですが、コア、バールメイプルなどの超高級な木材のようにごく一部のハイエンドにしか採用されない、というわけでもありません。


また、具体的なモデルに限らず、メーカーとして加熱処理した木材を使用する動きが広がっていることが、以下の記事で分かります。
T's Guitars【2018ギター工房放浪記。】
フジゲン【2018ギター工房放浪記。】


メイプルという木材を加熱加工して水分を除去するという基本的な手法はどれも同じですが、メーカーによって
Roasted Maple
Caramelized Maple
Chocolate Maple
など呼び方が少しずつ異なるのも面白いですね。他にはBaked Maple、Cooked Mapleなどの言い方も動画などを見てると確認できます。

また、ネック材だけでなく、ボディ材を加熱処理する傾向も広まっていることが見て取れます。
Misha Mansoorモデル(ボディにCaramelized Mahoganyを使用)、Guthrie Govanモデル(ボディにCaramelized Basswoodを使用)などはボディにも火が入っている良い例かと思います。

Roasted Mapleの良いところは、気候の変動の影響を受けにくいことです。Guthrie Govanによればロシアに行ったあとにインドネシアでクリニックを行ってもネックが全然ねじれない、ということを言っていましたが、気温や湿度の変動が大きい日本ではその恩恵も大きいかと思います。
とはいえ、世界中を日常的にツアーで飛び回るギタリストというのは、一体ギタリスト全体の何%いるのでしょうか。。。日本では国内でも湿度や気温の変化が大きいですが、毎日のようにネックの反りをmm単位で調整し続けて、、、というギタリストは少数派かもしれません。

個人的にそれ以上に大きいと思う利点は、ローステッド加工により、木材の個体の違いによるネックの差がなくなることではないかと思います。よくアタリの楽器、ハズレの楽器などという言い方をしますが、ネックやボディの木材が安定することにより、そういった要因に振り回されることが少なくなるのではと思います。
また、加熱加工によりハズレの木材を取り除くことにより、木材の無駄遣いを減らすことができるのではというもの大きな利点だと感じます。良質な木材の減少は常々言われていることですが、今取れる木材をより長く活用できる方向に加工していくことで無駄な木材の伐採を減らすことが出来ることを個人的には期待します。

Ibanez AZシリーズ発売にあたり、Roasted Mapleに対する思いをまとめてみました。

teshima

テーマ : ギター
ジャンル : 音楽

Jim Dunlop JP95 John Petrucci Signature Cry Baby Wah

teshimaです。

今回は、ワウの話をしたいと思います。
去年の10月のときから、メインのボードでJim Dunlop JP95 John Petrucci Signature Wahを使っています。

JP95 Wah.jpg

きっかけは、たまたまオークションに安く出ていたことだったのですが、当時使っていたVOX 845がトー・ダウンのときのオープン・サウンド(ワウの"ワ"のサウンド)があまり抜けないことから、思い切って買い換えてみました。

使ってみた印象ですが、一言で言うと「暴れん坊」といった感じで、かなりパワーのあるワウです。
ONにするとかなりローのノイズも出るので、 ONの状態で使わないで待機している、というのはちょっと無理そうです。普通のワウは高周波の(サーっという感じの)ノイズが出るため、ヒール・ダウンでノイズを抑えると思うのですが、これは低周波の(ボーっという感じの)ノイズが出るため、トー・ダウンにしてノイズを抑えます。

暴れん坊ではありますが、ペトルーシ本人の設定をコピーしているため、その分、例えば"Jaws of Life"や"Lie"のようなワウプレイはかなり近い雰囲気になります。

スムーズというよりアグレッシブ、ソフトというよりワイルド、という感じです。

なお、細かいポジティブなポイントといえば、
1) ON/OFFを示す青ランプ
2) トゥルーバイパス
の2点でしょうか。

特にON/OFFランプはCry Babyに限らず、ワウ全般的に問題になる点ですので、最初からこれが付いているというのはポイントが高いです。どこからでも青いランプが見えるように両側についているという点も地味に高評価です。トゥルーバイパスも、近年のモダンなエフェクターではほぼデフォルトでついているものなので、自分にとっては必須ポイントですね。

ワウの裏蓋を開けると、中でボリューム、Q、そして6つのEQの計8つのネジによってサウンドを調整可能なのですが、これもまた機材オタク心をくすぐるところでポイントが高いです。もしかしたらノイズなどもこの調整によってだいぶ軽減させることができるかもしれませんが、ちょっとそこまで細かくいじる時間が取れておらず、試せていません。。。

ダウンポイントとしては、頑丈な作りによる重量でしょうか。ボディ全体が金属でがっしりと作られているため、かなりの重さがあります。ボードの軽量化を考えているならあまり適さないと言わざるを得ないでしょう。

余談ですが、JP95を買ってボードに組み込んでみたものの、ここまであまり使用する機会がないのが少し残念といえば残念でしょうか。良いワウプレイは表現に一段深みを増してくれるだけに、これを使いこなしてギターをしっかりと歌わせてみたいものです。

teshima

Ibanez RGA321

teshimaです。

今回はギターのレビューです。Ibanez RGA321です。
このギターは以前から持っていたのですが、今回の破天荒オメガで初めてライブ本番で使用しました。

IMGP1854.jpg

IMGP1856.jpg

摩天楼オペラは基本的にギターは全て1音半下げチューニングなのですが、前回(2016年)のときのライブではそれを7弦レギュラーのギターで弾いていました。今回はSuhr Modern Satinを1音半下げで弾こうと考えていたのですが、どうしてもテンションが稼げず、思うように弾けなかったために、今回初めて持ち出すことにしました。

RGA321はIbanezのRGAシリーズの一つで、RGAシリーズはボディがアーチ状になっているのが特徴だそうです。

Body material: Mahogany w/ flamed maple top w/ binding
Neck material: 5-piece maple/ walnut
Fingerboard: Rosewood
Bridge: Gibraltar Plus fixed
PU Config: HH
Bridge PU: Ibanez LoZ4-B active
Neck PU: Ibanez LoZ4-N active
Controls: Master volume / 3-way lever / Active EQ knob

特徴としては、通常のトーンとは異なり、高域強調か低域強調かを選べるアクティブEQノブが一つの目玉のようです。

さて、実際に使用してみた感想ですが。。。

○フィクスドブリッジのギターのチューニングのしやすさ
通常トレモロ付きのギターを使うことが多い自分にとって、フィクスドブリッジのギターはチューニングが容易で本当に楽でした。トレモロ裏のバネ、トレモロの角度、ロックナットなどの細かいことを気にすることもなく、ペグ、弦、ブリッジが直結しているシンプルさは安心感がありました。

○アクティブEQについて
通常のトーンノブは10の時に負荷がかからず、0にしていくにつれて高域を削っていく仕組みになっています。これに対してRGAのトーンノブは前述の通り、中央のクリック位置がフラットで、左に回すと低域強調、右に回すと高域強調と、少し違う仕組みになっています。なっていますが、正直今回のライブでは全く使いませんでした。。。
個人的にはスタジオ時に通常のトーンノブと同様に回り切っているかどうかを確認しようとして変に動かしてしまうことが多かったので、本番中は確認しないようにするかトーンノブを軽く触って左右に揺らす程度にとどめておきました。
PUセレクターが3wayなのにトーンだけこんなに高機能というのはちょっと釈然としない感じはありました。
なお、アクティブであるため電池が必要なのですが、勝手に9V電池だと思っていたら開けてみたら単三2本で駆動する仕組みでした。前日のうちに交換しておいてよかったです。。。

○Ibanez LoZ4ピックアップについて
IbanezのLoZ4ピックアップですが、これはかなりローゲインなPUでした。摩天楼オペラのギターサウンドはリフ時もそこまで音が歪みで潰れてない感じなので、このバンドではピッタリなサウンドだったかもしれませんが、ダウンチューニングのギターは通常良く歪んだサウンドを必要とすることを考えると、もうちょっとハイゲインでもいいのでは。。。という気がしました。
あとは、今回の破天荒オメガでは使用しませんでしたが、クリーントーンはかなりコンプレッションがかかっている感じの音でした。ここら辺は良くも悪くもアクティブっぽさを感じました。

○ダウンチューニングの弦のゲージについて
これはギター本体とは少し違う話ですが、今回久しぶりに思いっきりダウンチューニングをすることになった関係で、弦のゲージに悩みました。
通常は10-46を使用しているのですが、10-46で一音半下げはかなり厳しいものがありました。特に高音弦はかなりペラペラになってしまうので一段太くして11-50を使用しました。
ゲージについては、もちろん各プレイヤーそれぞれに好みがあるので一概に適切な弦というのは決められるはずはないのですが、25.5インチスケールで10-46を使用している時と同じテンションが得られる弦のゲージ、というのはある程度計算して探るべきなのかもしれませんね。
また、11-50のセットも、4弦と5弦は10-46のものと同じ太さだったので、高音弦のペラペラ感は解決できたものの、中低弦に関しては実際は10-46と同じだったということになります。本当はその辺が解決されている11-52のセットを使用したかったのですが、どうも国内では取り扱いがなかったようで、手に入りませんでした。

○総評
総評としては、ダウンチューニング用のギターとしては十分使えるものでしたし、今後も一音下げ以上のダウンチューニングに対しては積極的に使っていきたいと思います。
PU、サーキット、そして弦のゲージについては考える余地はありそうですが、当面はこのまま様子をみたいと思います。
なにより、トップの青カラーが爽快で気持ちがいいので、使用している満足感はかなりあります(笑)。

ということで、RGA321のレビューでした。

teshima




追記:後日、調べ物をしていたところ、このようなサイトを見つけました。

エレキギター練習しよう@ブロマガ by LeadMan/ゲージと張力とチューニング

こちらで、各ゲージと、それぞれでダウンチューニングをしてみた場合のテンションがまとめてありました。
10-46のときに一音半下げで同程度のテンションを得るためには、12-54程度の弦が必要みたいですね。ざっくりと、
12/15/20/31/43/54
ぐらいのゲージが必要そうだということがわかりました。

まあ、これだとカスタムゲージが必要になるので、これをそのままは使えませんが、セットとして一番近いのはやはり12-54ということになりそうですね。11-50もかなり太いものを使用しているつもりでしたが、テンションの力という点から見るとそれでもかなり足りてないことが分かりました。もっとも、体感値と計測値が一致するわけでもないので、あくまで参考、ということだと思いますが。。。

サブボードVer1.1(改訂版)

teshimaです。

機材についてはしれっと新しいのを買ってしれっと新しくしていることが多いのですが、去年あれこれ作成していたサブ用のボードを一部新しくしました。

こちら。です。

IMGP1812trim.jpg

中身は以下のとおり。新しくなった部分は太字にしてあります。

(ギター)

Jim Dunlop CBM95 Cry Baby Mini Wah(ワウ)

AMT SS-11B(プリアンプ)

Geek Fx ボリュームコントローラー(アッテネーター)

BOSS FV-50L(ボリュームペダル)→tc electronic Polytune2 Noir(チューナー)

tc electronic CORONA mini chorus(コーラス)

tc electronic FLASHBACK mini delay(ディレイ)

(アンプのRETURNへ)

なお、以前のサブボードはこちら

タイトルにはVer1.1と書きましたが、なんというかVer1.5ぐらい変わったかもしれません。
3つのペダルそれぞれにちょっとレビューを書いてみたいと思います。

○Jim Dunlop CBM95 Cry Baby Mini Wah
Cry Babyのミニ版のワウです。t.c.のminiシリーズなどに代表されるミニサイズペダルの流れを汲んだミニサイズのワウです。他のエフェクターと異なり、ワウは足での操作感がポイントになることからメーカーが慎重になっていたのか、miniシリーズとしては後発で登場した印象ですが、個人的にはサイズが小さいということ以外は、操作感も含めそんなに問題ないという印象でした。
それどころか細かい点で多数のアップデートがなされていて本家Cry Baby以上のお得感があります。
音はCry Babyそのものなので全く問題ない上に、内部のスイッチでヴォイシングを変えられるので、本家以上にサウンドメイクの幅があります。また、トゥルーバイパスなのでOFF時には劣化がありません。
製品には見慣れない長い六角レンチが付属するのですが、これによってワウペダルの軸のトルク(硬さ)を調節することができ、柔らかくしてスムーズにワウをかけることや、あるいは固めにして半止めサウンドのところで固定するなど、使い方をカスタマイズすることができます。
また、ペダルの裏面は足の突起がないので、なんの調整や加工もなしに、テープであろうとネジであろうと、ボードに簡単に取り込むことができます。
サイズが小さくなった以上に、これらのアップデートがすごく好感触です。おそらくですが、きっとこれをサイズだけ元のサイズにしたものが現代版のCry Babyになる、といった印象でしょうか。
あとワウのスイッチ自身は何も変わってないはずだと思うのですが、それでもサイズが小さいからか、本家よりずっと切り替えがしやすいです。

なんでこのサブボードに最初からこれを使用しなかったんだろう。。。と思うぐらいぴったりのワウでした。

○AMT SS-11B
メインのプリアンプです。以前は同じAMTのSS-20を使用していたのですが、音色はよかったのですが「DRIVEチャンネルとLEADチャンネルで音量差が全くない」ということが割とストレスとなり、SS-11Bの導入につながりました。今でもSS-20は手元にとってありますし、宅録用のプリアンプとしては非常に優秀で使い勝手がいいと思うのですが、バンドの中でスタジオで使用することを考えると、音色云々より音量の設定が欲しいという結論になりました。
SS-11は11A(歪みがおとなしい)と11B(歪みが激しめ)の2種類あり、現行のモデルはカラーリングから異なるようですが、旧型モデルは裏側の記載を読まないといけないようです。
コントロール類は、並び順以外はSS-20とほぼ同じですし、音も基本的には同じなので特に使いこなすのに苦労はしませんでした。おそらくペダルタイプのプリアンプを使用している人なら何も問題ないんじゃないでしょうか。
予てからの希望であったDRIVEチャンネルとLEADチャンネルのレベル差もこれなら問題なくつけられるので、スタジオでもとても使い勝手がいいです。
また、SS-20と違い、ギターアンプのRETURN用のOUTとスピーカーシュミレーターを介したPA用のOUTが同じ端子で、それらをOUT端子横のスイッチで切り替えることが可能です。なので、パッチケーブル・シールドの抜き差しをすることなく、このボードをこのまま宅録に使用することも可能です。
痒いところに手が届く、非常に高機能なプリアンプだと思います。
ただ一つ、各チャンネルのLEVELツマミが、突然ある角度でいきなり大きくなるため細かい調整が難しく、細かい調整が効くエリアに入るとかなりレベルが大きすぎる、というのが一つ困った問題です。TUBEMANであれば最終的にMASTER VOLUMEで細かく調整ができるのですが、これにはそれがないので各LEVELつまみが即最終的なボリュームにつながります。

なので、これ↑のあとにこれ↓をかまします。

○Geek Fx ボリュームコントローラー
ヤフオクで見つけたパッシブのアッテネータです。左に回すと音量が減衰する、それだけのシンプルなものです。
シンプルなのですが、MASTERボリュームがないSS-11Bとの相性は非常にいいです。SS-11Bの各LEVELつまみを調整のしやすいゾーンでバランスをとり、このアッテネーターで出力を削ぐと、使いやすいレベルに落ち着かせることができます。
もちろんこの後のボリュームペダルを使用すれば同じようなことはできるのですが、ボリュームペダルはもっと自由にミュートにしたりバイオリン奏法にしたり、と使用したかったので、このような方法となりました。


こんな感じで、だいぶ実用的なペダルボードになってくれた気がします。
Ver1.1あるいは1.5と書きましたが、心臓部のプリアンプが新しくなってるのでほぼ2.0かもしれません。残りの小数点以下の部分は、ボードの木材部分を新しくすることです。
具体的には以下のようにしたいと思っています。

1) ワウ・プリアンプが小型化できたので、可能であれば板そのものを小さくする
2) アッテネーター・新プリアンプが想定・固定されていないボードなのでそれを含めてレイアウトし直して固定する
3) 移動中、電車などで床置きができるように、立てたとき(ボードの上方向が地面を向くとき)に自立できるような簡易的な受け足を作る

1) に関しては、ペダルの踏みやすさ・スイッチを踏むスペースも考慮する必要があるので、以前と同じような感じでせばめることがはできないかもしれませんが、軽量化も含めて小さくできればと思っています。

これだけあれこれペダルを変えたわけですが、音自体はそんなに変わってないと思います笑
やはり一番の恩恵はボードが小さく、軽くなったことで移動がしやすくなったことですね。
移動が多い人間にとっては、そういう観点も大事なんだと思います。
サブボードのVer2.0については、また続きを書きたいと思います。

teshima

参考:過去サブボード記事
サブボードの作成(3) 完成版
サブボードの作成(2) ボードの板
サブボードの作成(1) tc miniシリーズのネジ

Suhr Modern Satinについて(1) - インプレッション

teshimaです。

突然ですが、実は新しいギターを入手しました。
Suhr Modern Satinです。

01 Full


Modern Satinとは言えSuhr2本目です(笑)
オークションで出ていて思いがけず安い価格で落札できました。

全体

02 Full


ボディ

03 Body


PU部

04 PU

ヘッド部

05 Head


Suhrを知っている人なら説明は不要かと思いますが、Modern Satinはスペックを固定化して大量生産を可能にしたProシリーズの延長線上にあるモデルです。一説にはGuthrie GovanのModern Setneckモデルをイメージして製作されたと言われていますが、全く同じという訳でもありません(そもそもボルトオンですし)。
スペックは以下のとおり。と言ってもスペックが固定化されているため、書く必要もありませんが。。。

BODY
Body Shape:Modern
Body Wood:African Mahogany

NECK
Neck Wood:African Mahogany
Fingerboard Wood:Indian Rosewood
Neck Back Shape:Modern Elliptical .800"-.850"
Fingerboard Radius:14"
Frets:Jumbo Stainless Steel (.057"x.110")
Nut:1.650" Tusq

ELECTRONICS
Bridge Pickup:SSH+ (Black)
Neck Pickup:SSV (Black)

HARDWARE
Tuning Machines:Suhr Locking
Bridge:Gotoh 510
Color:Chrome

2ハムの、ブリッジが510搭載のモデルです。
以前でいう、Config 3というタイプですね。今はその呼称もしないようですが。。。

さて、なんでModernをもう一本買うのか。。。という話ですが、そもそも、自分は変則チューニング用に他のギターを用意していたのですが、フローティング+ロック式トレモロというギターばかり揃えてたため、変則チューニング1つにつき1本ギターを用意するというコストパフォーマンスの悪いことをしていました。
そこでぼんやりと、フローティングの点さえ目をつぶれば、ノンフローティングのトレモロ搭載ギターなら変則チューニングへの対応はやりやすいのでは、と考えていました。そこにたまたまとは言えこのギターが出ていたので、要は衝動買いでした(笑)。


2016年製の中古品で、かつファーストオーナーの人はほとんど弾いていなかったようで、その手触りは新品そのものと言った具合でした。
実はすでにこのギターでスタジオも入ってきて演奏してみたので、そのインプレッションを書いてみようと思います。


○マホガニー感
最初に弾く前から感じることは、マホガニーの香りがすごいということです。サテン塗装で材木そのものの感触が強く出るようになっているためでしょう。とにかく独特の香りがします。
触った感じも、ボディもネックもマホガニーなので、その「マホガニー感」とでもいいましょうか、それが強いです。
ナチュラル感のあるギターは大好きなので、弾く前から既に好感触です(笑)。

○軽さ
今までマホガニーといえばレスポールというイメージが強かったので、マホガニーというのは重い材なんだという思い込みがあったのですが、Customの方のModernと合わせて、完全に間違っていたことが分かりました(苦笑)。マホガニーは軽いんですね。。。よくよく読み直してみたらSuhrのModern Satinのページにもそんな記述がありました。

There are many reasons to love African Mahogany:
it is beautiful, it sounds great, and it is lightweight.


レスポールが重いのは材木ではなくておそらくボディの厚さの影響なのでしょう。
音に関しては、生音ではボディがよく反響する気がします。もしかしたらネックとボディが同じ材木という利点があるのかもしれません。アンプを通してみてもとても素直な音で、パワーがありつつも適度な軽さがあります。

○PU
肝心要の音ですが、やはり使い易いです。フロント:SSV/リアSSH+ という組み合わせはSuhrお得意のものですが、月並みな表現ですが多彩な音の出る組み合わせだなと実感しました。SuhrのPUの中で、SシリーズというのはDシリーズよりソフトなPUだと思っていたのですが、出力に関してはここまでのところ音が細いという感じはしていません。
(とはいえ同じ環境で比較した訳ではないのでまだ何とも言えませんが。。。)
PUセレクターは5wayなので音の選択肢の幅も広いです。

○GOTOH 510
GOTOH 510は初めて使ってみたのですが、これも軽い。アームに関してはほんの少しだけ短めに感じましたが、すぐに慣れました。それでいてチューニングのキープ力もなかなか高いです。なお今まで全然知らなかったのですが、一口に510と言っても色々なモデルがあるんですね。。。
SS(Solid Saddle、Modern ProやStandard Proに使用される)とBS(Bent Saddle、Classic Proに使用される)の違いぐらいは知っていましたが、NS(Narrow Space)とかFST機構とか、調べてみて初めて知りました。作られた年によって搭載されているモデルが違うのかもしれませんが、自分のは510T-FE1のSSでした。あと、トレモロのバネはハの字の3本掛けでした。
07 trem spring


◎総評
やはりとても弾き易いです。そして軽い。これなら長時間弾いていても、重くて辛いということは全くなさそうです。
ナチュラルな木の感触が好きな人にとってはたまらないギターでしょう。自分も好きなので気に入りました。メタリック塗装やピックガードに慣れている人にとってはザラザラした手触りに思えるかもしれませんが、悪い感触ではないです。
音に関しても優等生な感じで、ハードなリフからソフトなストロークまで柔軟に対応できます。ただPUレバーだけどうしても固くてフロントに綺麗に入らないときもあるんですが、これは使用感が少ない故の弊害かもしれません。


とまあここまで正直ベタ誉めのように書いてきたんですが、一つだけ落とし穴がありました。


ブリッジを横から見てみると。。。。

06 space

水色の矢印のところ、ボディとトレモロの間に隙間があります。

これは完全に盲点だったんですが、リセス仕様じゃない510トレモロでも、トレモロプレートはボディに接していないのがデフォルトのセッティングだそうです(参考リンク)。
実際、アームアップしてみると、3弦が半音上がるぐらいですが、アームアップができます。少しだけならクリケットもできます。

今回このModern Satinを買ったのは変則チューニングに対応できるように、トレモロがベタ付けのギターを買おうと思っていたのが発端なので、その視点から行くと今回は根本から失敗してしまった感じです(苦笑)
とはいえ、トレモロをどうにかしてダイブオンリーにセッティングできれば御の字なので、今後はこれに少し手を加えることになりそうです。

その改造についてもこのブログで書いていきたいと思っていますが、それとは別に、Modern Satinというギターについてもう一つ記事を書いてみたいと思います。

teshima

Xvive V16 UNDULATOR TREMOLO

teshimaです。

今回は機材レビューです。
新しくエフェクターを入手しました。
といっても買ったのはだいぶ前でやっと開梱した感じですが。

Xvive V16 UNDULATORというトレモロのエフェクターです。

IMG_20170321_205235.jpg


最近のエフェクターはtcのminiシリーズのように、小型のものでさらにトゥルーバイパスのものが増えてきたのでとても良いですね。このXviveはアメリカで設計されている中国製のエフェクターらしいですが、この価格(中古で5000円でした)でこのサイズ、さらにトゥルーバイパスなのは大変助かります。

肝心の音についてですが、トレモロのかかり自体には別に安っぽさはありません。しっかりとしたトレモロがかかっています。今までトレモロというエフェクト自体に別段必要性を感じてこなかったのですが、これはこれで非常に新鮮な楽しみがあります。
shapeツマミによって、サイン波、三角波、矩形波を無段階で選択できるので、欲しい波形を選択できるのもいいですね。一番でかいノブがspeedでなくてdepthというのがちょっと意外な気もしますが、演奏中に細かくかかりを調節するわけでもないのでこれはこれでアリです。

今回は歪みにトレモロをかける目的で入手したのですが、予定外の収穫だったのは、クリーントーンにトレモロをかけるとまるでビブラフォンのような、夏の夕焼けを思わせるようなサウンドが出せることですね。エフェクティブなシーンでの使用しか考えていなかったので、普通のプレイにも取り込める方法が見つかったのは嬉しいです。
テンションを多用したジャズ風のセブンスコードを弾いていると、それだけで1日遊べそうです。
もっとも、それはこの機種でなくてもトレモロ全般的に楽しめるハズなので、この機種だけの良さというわけでもないですが(笑)。

余談ですが、歪みの前にトレモロを置いてしまうとせっかくの音量の上下が歪みによって押しつぶされてしまうので、使用するなら歪みの後ろですね。


ところでさらに余談なのですが、このトレモロを使用してみて思うことは、なぜtcはDreamscapeにトレモロ機能をつけてくれなかったのか、ということですね(自分は現在ペダルボードのモジュレーションにDreamscapeを使用しています)。
個人的にモジュレーション系のエフェクトはコーラス以外ほとんど使用しないのですが、それでもまれに使用する必要性があるのが、フランジャーとトレモロでした。Dreamscapeはコンパクト一台で複数のモジュレーション系エフェクトをカバーできるのですが、なぜかそれがコーラス、フランジャー、「ビブラート」なんですね。。。結局のところtcのラインナップの中になぜかトレモロがないので、一緒に搭載しようと思っても参考になるモデルがないのかもしれません。。。
といっても、空間系には絶大の人気を誇るtcですから、トレモロぐらい制作することは訳ないと思うのですが、、、。

いずれにしても、トレモロは使用頻度は少ないので、必要なライブ・リハの場合にのみペダルボードに組み込むことになるかなと思っています。

teshima

ペダル型プリアンプについて

teshimaです。

ちょっと機材トークになりますが、先日CarvinからLegacyアンプの、ペダル型プリアンプが発売になりました。

VLD1 - Legacy Drive Preamp Pedal

ヴァイが使用しているLegacyアンプのプリ部分をそのまま抜き出したプリアンプということで、ペダル型プリアンプユーザーとしてはなかなか気になる一品なのですが、妙だったのはプリアンプなのに「ON/BYPASS」スイッチが付いているということ。

vld1-2_1024x1024.jpeg


プリアンプなのにBYPASSがついているということは、BYPASS時にはギターの信号がダイレクトにパワーアンプに入るという設計。。。?抜けをよくするためにパワーアンプに直に刺すという話は全く聞かない話ではないですが、わざわざプリアンプに(しかもヴァイが使用しているプリアンプに!)そのためだけにスイッチを設ける意味がよく分かりません。

最初の段階では概要しか発表されず、後ろのBYPASS端子から信号が出力される、いわばチューナーミュート用のスイッチかもしれないという推測もしていたのですが、BYPASS端子は外部コントロール用の端子で、信号はOUTかCAB VOICED OUTからしか出ないようです。

よくわからないことでモヤモヤしているのも嫌だったので、思い切ってCARVINに直接問い合わせをしてみました。
その回答は以下のようなものでした。

Q)
Why does this preamp have a "bypass" switch?
- このプリアンプにはなぜバイパススイッチがついているのですか?



返ってきた回答としては、以下のようなものでした。

The VLD1 Legacy Drive does function as you described, but there is more than one way to use it.
The Bypass switch is mainly for the option of connecting the VLD1 rear Output jack into the front Input jack of an amplifier. In this way you can use the amplifier internal sound with option of engaging the Legacy Drive at any time - similar to using a distortion pedal.
If you connect from the left side Cab Voiced Out jack the speaker voicing is still active in the Bypass mode.

- VLD1 Legacy Driveは指摘の通りプリアンプして機能しますが、使い方は他にもあります。
Bypassスイッチは主に、VLD1の後ろのOutputジャックをアンプのInputに接続するときのオプションとしてあります。この使い方では、アンプ内部のサウンドを使用するとともに、いつでもLegacy Driveをオプションとして組み込めます。ディストーションペダルに近い使い方です。
左側のCab Voiced Outジャックに接続した場合、バイパスモードでもスピーカーボイシングは引き続き有効なままです。




というわけで、プリアンプをディストーションペダルとして使用したい人向けのオプションという回答でした。


ペダル型プリアンプを歪みエフェクターとして使用。。。
あまり聞く話ではないですが、無理ではないですし、CARVINがそう設計するぐらいなので需要は意外とあるのかもしれません。

個人的にはプリアンプだけで歪みを完結させるのが好きな人間なので、このBYPASSスイッチは不要だなと思いました。選択肢は多ければ多いほど良いように思われますが、必ずしもそうではないと思っています。多すぎる選択肢は時として邪魔なだけです。
VLDは実質3chでスイッチも3つなのに、それぞれのサウンドを一つずつ割り当てるという使い方をせず、ON/BYPASSという無駄な機能をつけたがために、スイッチの踏み方がややこしくなっています(歪みとクリーンの切り替えに右スイッチ、歪みモードの時にGAINを上げるために中央スイッチ)。

自分がTUBEMANでの使い方が身に染み付いているためにプリアンプを歪みエフェクターとして使用する方法に魅力を感じないだけかもしれません。

ちょっと気になって調べてみたのですが、ペダル型プリアンプというのは結構種類があるものの、ON/OFFスイッチがついているものもそこそこあるようです。

Digimartの特集で取り上げられているペダル型プリアンプの中では、ON/OFFスイッチの有無は以下のような感じでした。

ON/OFF スイッチ有り→6機種
Orange Custom Shop / Bax Bangeetar Guitar Pre-EQ
Strymon / Riverside
ADA / MP-1 Channel
Two Notes Audio Engineering / Le Lead
Carl Martin / 3 Band Prametric Pre-Amp
Tronographic / Boxidizer


ON/OFFスイッチ無し→4機種
AMT Electronics / SS-30 Bulava
Koch / Superlead
Laney / IRT-Pulse
Flying Teapot / 59 Preamp


繰り返しになりますが、個人的にはプリアンプを歪みエフェクターとしてアンプと併用するのは蛇足感があってあまり好きではないのですが、エフェクター多様派の人も世の中には多いのかもしれません。
また、昔はTUBEMANとKochのPedaltoneしかなかったペダル型プリアンプですが、市場が広がって機種が増えるに従って、VLD1のようにエフェクターとしての使用もできる設計のものも増えてきたということもしれません。

個人的にはKochのSuperleadなどのように、エフェクターとして使用する場合のスイッチは側面や背面などの届きづらいところで配置して、演奏中に間違って操作してしまうことがないようにしてもらうのがすきなんですけどね。

そもそもな話として、ではプリアンプと歪みエフェクターとは何が違うのか?という話になるとややこしくなるし自分もわかっていないので、今はこの話はここまでとしたいと思います。

teshima

追記:
ちなみによく読んだらVLD1のBYPASSスイッチについてはマニュアルのPDF内にそのような説明がありましたね。

VLD1のページ(マニュアルのPDFへのリンクあり)
http://carvinaudio.com/products/vld1-legacy-drive-pre-amp-pedal

マニュアルのPDF
http://carvinimages.com/documents/guitar-amps/LegacyDriveVLD1_manual.pdf

2017 NAMM Show

teshimaです。

1月といえば、楽器業界では何と言ってもNAMM Showが話題になりますね。
昨日(といっても時差で日本時間では20日)からスタートしてるみたいですが。

NAMMといえば、毎年様々な新製品が出てくるのが楽しみです。意欲的な製品、個性的な製品、どれも非常に興味深いです。特に様々なアーティストのシグネチュアモデルなどが発表になるのが楽しみです。また、斬新なアイデアを盛り込んだ楽器が登場するのも楽しみですね。最近ではファンフレット(マルチスケール)のギター・ベースも増えてきましたが、これも各弦のテンション・指の開きを考慮した新しい技術の一つだと思います。

ここで、去年1年間で衝撃的だった言葉を含めて思うことを書いてみたいと思います。


去年(2015年)11月に放送された「池上彰のニュース2016総決算!今そこにある7つの危機を考える!ニッポンが“危ない”」という番組での一幕でした。そのときはエチオピアを特集していて、そこに敷かれた鉄道のことを取材していました。アフリカ初の高速鉄道となるこの鉄道を作るのに当たり、国を挙げて世界中の鉄道会社のことを調査したというのです。

鉄道の最高責任者のインタビューでは、こんな会話がありました。

「私たちは世界中の色々な国の鉄道会社を調査しました。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、それにアフリカの会社までも全て調査しました。そしてその結果、私たちは、日本にあるJR東日本が世界で最も優れている鉄道会社だと結論づけました。」

嬉しい話ですね。MADE IN JAPANが評価された瞬間です。
ですが、この鉄道は日本製ではないのです。

「最も重要なことは技術にこだわることではない」
「今の私たちに時速300kmの電車は必要ないのです。適切なものが必要なのです。」

この言葉は衝撃的でした。この責任者は最高のものであると結論づけた上で、それは必要ないと言っているのです。
大事なことは適切なものである、と。


この記事で何を言いたいのかはあえて結論は書きませんが、このような考え方が存在するということに、自分は衝撃を受けました。と同時に、よく考えてみればそれが至極理にかなったものであるので、納得するしかありませんでした。

今後もよく覚えておきたい言葉ではないかと思います。

teshima

Suhrのキコ・ルイーロシグネチャーのShiba Drive Reloaded

teshimaです。

先日びっくりだった新機材のことを書きたいと思います。
Kiko LoureiroシグネチャーのSuhr Shiba Drive Reloadedです。

KIKO LOUREIRO SIGNATURE SHIBA DRIVE RELOADED

発表は11月25日23日の「ブラック・フライデー」だったと思いますが、寝耳に水のことだったのでびっくりしました。というのも、キコといえばLaneyのアンプにほぼ直で、ほとんどエフェクターの類を使用しないというイメージだったのに、突然シグネチャーペダル!?という感じだったからです。

上記の公式サイトの説明の中には、「2015年以来、Shiba Driveをメインのオーバードライブペダルとして、ソロにおいてもメガデスにおいても使用している」とあるので、使用し始めたのは比較的最近の話なのですね。また、オーバードライブそのものとして使用しているというよりは、やはりアンプの前段においてブースター的に使用しているようですね。

キコのサウンドはその卓越したピッキングテクニックに依るところが大きいと思うので、正直なところ何を使っても変わらないという部分もあるのかもしれませんが、しかしそのモダンなデザインといい、惹かれる部分はありますね。
とはいえ、カタログ上は通常のShiba Drive Reloadedと何も変わらないようですが。。。。
(明瞭さと中低域のレスポンスを向上させるために回路を改良している、とは書かれてますが)

あまり機材のことを書かないブログですが、たまには気になる機材について書いてみました。

teshima

(追記)実際には発表は25日ではなくて23日だったみたいです。
あと、同じタイミングで気がついたんですが、Kikoが実際にSuhrのギターを弾いている動画というのもあるんですね。意外なところでつながりがあったのかもしれません。とはいえ、メタル以外にボサやジャズも軽やかに弾きこなすKikoであればSuhrを弾いててもしっくり来ますね。弾いているのはレブ・ビーチモデルでしょうか。

Kiko Loureiro - "Ray of Life" - Two Tone Sessions

https://www.youtube.com/watch?v=eIsXkMpgU3A
プロフィール

nobuteshima

Author:nobuteshima
ここはギタリスト・作曲家のteshimaのギター的・音楽的日々を綴っていくブログです。ライブ告知、機材レビュー、ギターや音楽についてのことなどを書いています。
ソロプロジェクト「enigmatic blue」、音楽制作団体「Clown Clan」などで活動しています。サポートギター、アレンジ制作、音源制作の依頼なども承っています。
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