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Icefish聞いてます。

teshimaです。

コロナ禍になってここ2年近く、バンドで演奏する機会がめっきり減ったので、すごく久しぶりに「新しいバンド」を探索して聴く時間が増えています。インプットの時間ですね。
Youtubeで検索すればそれこそ無数に出てくるのですが、そこで見つけたアーティストの音源がAmazon muiscで聞けたりすると通勤中に聴くこともでき、結構ハマることもあります。

そんな中で、久しぶりに個人的にかっこいいと思ったのが、表題のIcefishです。

Icefish
http://www.icefishband.com/

元々はなんとなく作業用BGMを探していて、Virgil Donatiのドラムワークショップの動画を流していたのがきっかけでした。



ドラムクリニックを編集した動画で、結構延々と叩いているだけなのですが、その中で結構メロディアスな曲で耳に残ったのがこの"Human hardware"でした。
(余談ですが、Virgilは流石に世界で活躍するトップドラマーなだけあって、上記のクリニック動画はバックの曲が流れていないところでも気持ちよく聞けますね。。。スティックの扱い方、リズムのグルーブコントロール、フィルのセンスの良さ、どれをとっても素晴らしいです)



Virgil Donatiは色んなアーティストのバックで叩いているからどんなアーティストなんだろうと思ったら、これはVirgilがメンバーを集めてやってるバンドで、自身で曲も書いているようです。すごい。

曲はシンセ色が強めなのでギター的にはやっていることはシンプルなのですが、歌メロの綺麗さと、ドラムの緩急のつけ方、そして全体的なサウンドで聴かせる世界観が素晴らしく、最近ヘビーローテションしています。

といっても、結成は2015年、最後にライブをしたのは2018年ごろ?でそれ以来は目立った活動はないようなので、新しいといっても「自分にとって」新しいというだけですが。。。

オリジナルの「ギターインスト」を制作している自分としては、「キーボードが入っている歌モノ」のバンドはあまり参考にならないはずなのですが、ついつい聴き入ってしまいます。
世の中の自分の好みのアーティストは大体見つけ切ったと思っていたのですが、調べれば色々出てくるものですね。


さて、そんなギターインストを発表すべく、M3春に申し込みをしました。
抽選に通れば新譜を持って参加できる見込みです。
宜しくお願いします!

teshima
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2021年振り返り

teshimaです。

2021年ももうすぐ終わろうとしています。
2020年同様、世界中がコロナウィルスに振り回された1年でしたが、そんな中何ができたのかを振り返ってみようと思います。

◯ライブ→1件出演、1件キャンセル
◯M3参加→春・秋ともに新譜作成して参加
◯機材→8弦ギターに手を出す他

◯ライブについて
本当は今年は2件ライブに出演する予定でしたが、8/28に予定していた「しんじゅく由記まつり」への参加は諸事情により参加をキャンセルすることとなりました。リハにも相当な回数入っていて、メンバー一同モチベーションは高かっただけに残念です。
一方で、感染者数拡大の隙間を縫うように6月に開催された「おうちでおいしい!たのしい!大好き!! vol.2」には映画バンド「当方シネマズ」で参加できたので良かったです。無観客での配信ライブではありましたが、キャバリーノさんがコメントをその場で見られるようにプロジェクターを用意して下さったこともあり、ライブ感を感じながら演奏することができました。
来年は現時点ではライブの予定は1件もありませんが、出演がなくても練習だけは絶えず続けていこうと思っています。継続は力なり。


◯M3について
去年に引き続き、在宅勤務で通勤時間がかからない環境だったために、ギターに触る時間は増えました。そのおかげか、enigmatic blueとして曲作りは、しっかりとできたように思います。また、当時の流行だった「〇〇日後に△△する××」の流れにのって毎日動画投稿を続けたおかげで、楽曲をしっかりと時間をかけて作ることができました。楽曲やプレイの質については主観的になるのでコメントできませんが、純粋な量(楽曲の長さ)については今年だけで9曲発表することができ、総時間は70分と大分長時間の分量になりました。2年かけて制作した1stアルバムに収録されている楽曲が8曲で45分であることを考えると、量だけは作ったと言えるでしょう。
もちろん長ければ良いというわけではありませんが、1stのときは楽曲や長さがやや足りなかったことを考えれば良い傾向と言えるかもしれません。
イベントとしてのM3は、感染症対策から参加サークル数が減らされ、春の時は緊急事態宣言とあいまってサークル側からのキャンセルも多かった状況でした。各サークルのスペースが広く取られているは快適でしたが、もう少し一般参加者も何の気兼ねなく参加できる世の中になってほしいというのが本音です。
来年も、情勢はどうなるか全く見えませんが、開催が続く限りはM3に積極的に参加していこうと思います。


◯機材について
Flashback IIやタップテンポスイッチに手を出した他にも、実は8弦ギターを初めて使ってみたというのが大きな変化でした。とはいえ、いわゆるDjent的な使い方ではなく、クリーンでの指弾きでの使用でしたが。世の流れとしては多弦化、ローチューニング化というのがギターとしての一つのメインストリームなのは分かっているつもりですが、個人的には6弦レギュラーだけでどこまでできるのかというのに挑戦したい気持ちがあるので、今後8弦をどれだけ使うことになるかは分かりません。が、勉強の意味合いも含めて、触っておくというのは意義があったと思っています。
あと、買った8弦は26.5インチスケールなのですが、今年は限定で発売になったペトルーシモデルの8弦ギターもマルチスケールだったことを考えると、25.5インチスケールのまま増やせる弦は7本(7弦)までで、8弦以降はエクストラロングスケールが必要な楽器、つまり言ってみれば別物の楽器となるのだな、というのが現時点での感想です。
8弦含め、新しく買った機材のレビューはそのうちしようと思います。

teshima

Eddie Van Halenが亡くなりました

teshimaです。

もう数日前のことになりますが、あのEddie Van Halenが亡くなりました。
ただただ、ショックです。「また一人」という枠ではくくれない、偉大なギターヒーローを失ったと思います。

何年か前に、ネットのインタビュー動画でギター弾いているのをみて、思った以上に白髪が増えたEddieに驚いたとともに、ギターを弾き始めるとかつてと全く衰えてないあのドライブ感溢れるサウンドを奏でていたのをみて、レジェンドと言われる人はいつになってもレジェンドなんだな、と息を呑みました。

EVHといえばとかくタッピングばかり注目されがちですが、あのフェイザーをかましたサウンドといい、アーミングの破天荒さといい、今でもユーザーが多いAXIS/5150といい、後世に与えた影響は計り知れないと思います。
個人的には、指先のテクニックより独特のリズム感の正確さがすごいと思います。「Right now」とかがその好例ですが、あれは最初のピアノフレーズのド頭に16分音符1個だけ休符があるんですよね。最初は絶対にそれが分からないと思うんですが、それが分かっても同じようには弾けない。あれをコピーしているバンドでもちゃんと出来ているバンドは少ないと思います。それを何事もないかのように弾いているEddieのリズム感は本当にすごいと思います。

一度もライブを見に行けなかったことが悔やまれます。

R.I.P. EVH...

Terminal Velocityがとても良い感じです

teshimaです。

少し間が空いてしまいましたが、Terminal Velocityについて書きたいと思います。

6月頃に少しだけ情報が出ていましたが、John Petrucciの15年ぶり(!?)となるソロアルバムです。
結論からいうととても良い感じなのですが、ちょっと良いと思えるポイントをまとめて書いておこうと思います。

◯Geminiが聞ける!
4曲目の「Gemini」ですが、この曲が聞けるというだけでも個人的にはこのアルバムを聴く価値があると思っています。
実はこの曲は90年代の頃にギタークリニックなどで本人が演奏していた曲でかなり古いものなのですが、昔教則DVDでちょっとだけ聞いた部分がとても気になっていただけに、今回ついに正式な音源として聞ける、というだけでも感涙ものです。
後半のジプシーギターの部分はもともとのアレンジとは若干異なるのですが、どちらかというとこちらの方がペトルーシの新たな一面を見れるので好きです(笑)。
また後でも触れますが、ポートノイのタムが非常に良いアクセントを加えていて非常に良いです。

◯メロディーが良い
先述の「Gemini」もそうですが、どの曲もペトルーシらしいメロディの良さが非常に出ていてシンプルに聴きやすいです。
「Happy Song」「Terminal Velocity」などの、(ちょっとダサいけど)明るい曲や、「Out of blue」などの泣きの曲、「Temple Of Circadia」などのヘヴィかつ展開に富んだ曲など、どれもメロディがシンプルかつキレイだと思います。

◯ポートノイのドラミングが良い味を出している
DTファンとしてはこの点だけでも泣けてきてしまうのですが、ポートノイがDTを脱退してから10年以上経って、かつての旧友ペトルーシと一緒に音楽を作ってくれる、この事実だけでもこのアルバムを聴く価値があると思います。そして単に「元DTのメンバー同士の再合流」というだけでなく、ポートノイのドラミングがこのアルバムに音楽的に非常に彩りを加えているという点が素晴らしいと思います。
マンジーニとポートノイを比較していうわけではないですが、ポートノイのドラムには何というかキャッチーなリズム/フィルの特徴があり、それが今作と非常にマッチしているように思います。言い方は悪いかもしれないですが、「昔のDTらしさ」とでも言ったらいいのでしょうか。ペトルーシとの長年の付き合いのなかでのツーカーな意思疎通を感じ取れる箇所も多々ありますし、何度聞いても二人のコンビネーションに「これこれ!こういうのを聴きたかったんだよ!」と思わされます。

◯90年代を思わせるペトルーシのテクニック
ギタリストをテクニックだけで評価したくなはいですが、ペトルーシのテクニック(特にピッキング)が冴えていたのはLTEを出していた頃が最高潮ではないでしょうか。今だってすごいテクニックを持っていますが、あの頃のピッキングは他の追随を許さない唯一無二のサウンドがあったように思います。
今作では、それが復活しているとまえは言いませんが、近年で一番あの頃の音に近い音が出ている気がします。
コロナ禍でツアーをあまりやっていないことが好影響を与えているのでしょうか。。。あるいはGeminiという旧曲を再録音した影響なのか。。。何かは分かりませんが、近年あまりないクリアなピッキングに再度惚れ込んだ次第です(笑)。

◯15年ぶり。。。??
自分がやっているenigmatic blueではペトルーシのソロアルバム第1作「Suspended Animation」を一つの目標としてやっている部分があるのですが、その作品がもう15年前。。。?という事実が未だに受け止めきれません。「ペトルーシ初のソロアルバム」として結構ギタリストの間では話題になったように記憶しているのですが、それがもう15年前ですか。。。
いやはや、歳は取りたくないものですね(苦笑)

以上、雑ではありますがTerminal Velocityのレビューでした。

teshima

Gibson、倒産法適用を申請

teshimaです。

とうとう来てしまったか、という感じですが、Gibsonが破産申請をしました。

米ギブソンが破産法申請、中核事業のギター製造などに注力へ

以前にも記事を書きましたが、前から話題になっていたことではあります。
Gibsonとしては倒産はない、というコメントを出していましたが、結果的にそれは見せかけだったようですね。。。

ただ、Gibsonがこれで消滅するかというそういうわけではなく、債権者のもと経営再建を目指して継続していくとのことで、その点はひと安心といったところです。ニュースには「同社は海外電子機器事業を縮小し、中核のギター製造と音響事業に注力するとしている。 」とあるので、ギターの開発と製造に専念して、復活してもらいたいものです。

そもそも、前回の記事でも書きましたが、ここまでGibsonは迷走が酷すぎたように思います。
レスポール・フライングVなどの有名な人気楽器を排出していたわけですから、その本業に専念していればこんな事態にはならなかったと思います。
経営の幅を広げたいという経営者のエゴは理解はできますが、さすがにあまりにもGibsonと関係なさすぎることばかり展開していたように思います。経営再建で健全化してほしいところですね。


さて、Gibsonの公式サイトを見て気がついたのですが、カスタムオーダーを受け付けるようになるようですね。

Introducing Gibson's New Signature Artist...You.

あまりにも情報がざっくりとしすぎてていて詳細は分かりませんが、「Made 2 Measure」というプログラムによって、オーダーによって自分の好きなギターを作れるそうです。カラーやネック形状も指定できるようなので、結構細かいところまで指定できるのかもしれません。

こういった部分での変化も含めて、Gibsonが健全な経営に戻ることを期待します。

teshima

Gibsonの報道について(追記アリ)

teshimaです。

ちょっと前のことになりますが、あのGibsonが倒産するかも、というニュースが報道されました。

Guitar company Gibson reportedly facing bankruptcy

ギブソン、倒産する可能性があることが報じられる

「レスポールやフライングVなどで知られる、、、」といった説明をするまでもないほどの大ブランドですが、だからと言っていつでも常に安泰、というわけではないようです。

Gibsonとしてはそのあと声明を出していて、大きな問題ではないと反論しているようですね。

Gibson Guitars Releases Optimistic Statement in Response to Bankruptcy Reports
(Gibson、倒産報道に対して楽観的な声明を発表)



個人的には、Gibsonはここ10年ぐらいからか、迷走をしているように思いました。

2007年 自動でチューニングできるロボットギターを発表
2012年 日本のオーディオ機器会社オンキヨーに資本参加
2013年 Sonarを製造するCakewalkを買収
2017年 Sonarの開発の終了を発表

いち企業として常に変革を求める姿勢は理解できますが、それにしてもあまりにもそれまでのブランドイメージからかけ離れた行動ばかりに思えます。逆に、それまでのイメージを打破したいがための開発や買収なんだとしたら、結果的にイメージが変革できたとは言いがたく、これらの行動の効果は薄かったとしか言えません。
ロボットギターなどは、アイデアそのものは悪くないと思いますが、GibsonユーザーがGibsonに求めていることかと言われれば、かなりかけ離れていた発想だったように思います。
余談ですが、ロボットギター発表当初、チュートリアル動画で使用法を説明している動画を見たのですが、「〜すればいいだけさ」と言いたげな内容の割に、あまりに手数が多すぎて全く説得力がなくて失笑してしまったのを思い出しました。
今思えば迷走の始まりだったのかもしれません。

また、Gibsonを使用するアーティスト関連からもあまりいいニュースを聞きません。

マストドンのビル・ケリハー「ギブソンはアーティストをクソみたいに扱う。あの会社は終わってる」

このインタビューの中で話していることが確かなら、あまりにアーティストとの対応がずさんと言わざるをえません。ロボットギター作ったりDAW会社を買収するよりもっと優先すべきことがあったのではないでしょうか。


一言でまとめるなら、ここ最近のGibsonは、伝統と革新のバランスが崩れていたように思います。


その一方で、Gibsonがこれまで作ってきたギターが途端に価値がなくなるわけではありません。
100年以上の歴史の中でロックに貢献した度合いというのは計り知れませんし、未だにロックといえばレスポール+マーシャルというスタイルが根強く残っている部分はあります。
個人的に、Les Paul Studio Swamp Ashを一本持っていますが、今でもいい音をしてくれるギターで、たまに使っています。ボディ材はアッシュなので典型的なレスポールではないかもしれませんが、無骨でまっすぐないい音のするギターです。


Gibsonとしては倒産はないと反論していますし、今後のGibsonが自らの進むべき進路を見つけて、業績が回復していくことを期待したいと思います。

teshima

(3/2追記)
このブログを書いた直後にまた追加でニュースが出ましたね。。。Gibsonが財務状況立て直しのために15人以上のスタッフを解雇したというニュースです。

ギブソンがカスタムショップの人員を削減、ベテラン従業員を含む15人以上を解雇

ソース: Gibson lays off staff in Nashville custom shop

インタビューを読む限り、社長は悲観的なわけではなさそうですが、強がりなのか、何かプランがあるのか、、、気になるところです。

teshima

スーパーボウルのハーフタイムショーのレディ・ガガ

teshimaです。

先日、アメリカでNFL(アメフト)の頂点を決める試合、スーパーボウルがありました。

スーパーボウルとしては史上初の延長戦、史上最大の逆転劇と、歴史に残る一戦でしたが、個人的にそれと同じぐらいにすごかったと感じたのはハーフタイムショーでのレディ・ガガでした。

屋根から宙吊りにされたり、花火やライティングを派手に使った演出はハーフタイムショーらしい華々しさにあふれていました。
毎年誰が出演するのかということで話題になるハーフタイムショーですが、元々は地元の大学生のマーチングバンドなどが演奏していて、その時間帯だけどうしても視聴率が落ちるというのを解消するために93年にマイケル・ジャクソンが出演してからは一気に華々しいエンターテイメントに昇華したようですね。

ところで、レディ・ガガといえば、もちろん説明の必要は全くないほど超有名な世界を代表する歌姫ですが、正直それ以上のことは個人的には全然知りませんでした。今回のハーフタイムショーで気になって少し調べてみたんですが、「Born this way」の歌詞がものすごくストレートに、予想以上に、「自分らしく生きる」ということを歌ったものだと知って驚きました。
奇抜な格好で知られ、LGBTへの理解も深いレディ・ガガがこの曲を歌うからこそ、真に説得力がある歌詞だなと思いました。

今更なのですが、一流の凄さというのを新たに知った瞬間でした。

teshima

PCのアップデートという問題・その2

teshimaです。

今回の記事は以前書いたこちらの記事の続編の様なものです。

PCのアップデートという問題

PCをアップデートしようとするとシーケンスソフトなどが使えなくなり、ソフトウェアやハードウェアを全て一新せざるを得なくなる、という話でした。

こんな記事を見つけました。

あの「PC-98」が高値で売られ続けていた その意外な使われ方
http://withnews.jp/article/f0160314001qq000000000000000W00b0901qq000013115A

記事の要約としてはPC-98が今でも高値で取引されていると言う話ですが、面白いのはこの部分。



PC-98が組み込まれた生産ライン

 80年代後半-90年代前半のバブル経済期に設備投資された工場設備は、開発コストを抑えるため、当時の汎用機だったPC-98でシステムを組むケースが多かったという。その後、不況に見舞われるなどしてシステムを更新するタイミングを逸して当時のまま使い続けている工場こそが、今もPC-98が活躍する現場だ。

 そう聞くと、設備投資に費用をかけられず最新デバイスにもなじめないような町工場の高齢経営者を想像してしまう。しかし、意外にもロングセラー商品を作っているような大企業ほど、古い設備の更新に膨大な費用がかかるため、古いPCを使い続けるケースが多いという。

 ほとんどがウィンドウズ以前の「N88-BASIC」や「MS-DOS」といった当時のOSで動いている。ミシマの顧客には「自動車やインフラ、電車製造など、みんな知ってる有名な会社さんもいます」とのこと。






この「古い設備の更新に膨大な費用がかかるため、古いPCを使い続けるケースが多いという。」の部分が、まさに自分が言いたかった部分で、動くなら新しくなくてもそれでよいのです。
最近はWindows10のアップデートなどが話題になっていますが、最新のソフトウェアを使用する事はセキュリティや互換性の観点から大事な事ですが、DTMなどをやっている多くの人にとって大事なのは、「最新のソフトウェア」より「動くツール」だということです。OSが20年前のものであろうと、サポートが打ち切られていようと、それが動くのであれば十分なのです。逆に、どんなに新しくて手厚いサポートがあろうと、ツールとして動かないのであればただの高価なおもちゃにすぎません。

また、最新のソフトウェアでないと時代に取り残されるという考え方もあるかもしれません。
互換性という意味ではそれは正しいでしょう。10年前のソフトを使っているようでは他人とのファイルのやり取りに齟齬が発生する可能性は大いにあります。むしろ、ファイルのやりとりに何か必要な対策をしないといけないケースがほとんどでしょう。ですが、見方を変えれば「対策をすればファイルのやりとりはできる」とも言えるのです。面倒ではありますが、れっきとした「動くツール」なのです。

また、最新のソフトウェアでないと良い音がしない、、、というのはこれは大きな過ちでしょう。
楽曲の善し悪しは(芸術に善し悪しを定めるのも無理な話ですが)、コンピューターの性能に左右されません。大事なのは人間の感性と閃き、そして経験による勘です。コンピューターの性能が左右するのはその先、レコーディングやミックスでの作業でのエリアであり、「Macの最新OSでPro Tools HD 12じゃないと良い曲はできない」等という人はいないでしょう。最新版の方が性能は向上していますが、それが質に直結するわけではありません。10年前にレコーディングされた楽曲はコンピューターの性能が今より悪かったから聞くに堪えないか?と考えれば即座に間違っている事が分かると思います。

無論、何も持っていない人が今から中古市場を掘り出して10年前のiMacを買わなければならないか、というと話は違います。ですが、10年前の、今でも現役で稼働中のiMacを捨てる理由は、あまりありません。

結果として、古いものであろうが、動くのであればそれに越した事はないのです。



さて、今年の1月から、自分はPC周りの機材を一新してしまいました。今度は自動バックアップも付けたので、ハードウェアさえ生きていてバックアップが取り直せる限りはいつでも、いつまでも今の環境に戻ってくる事ができます。



はてさて、では今の環境から動く事はあるのでしょうか?


10年後、どうなっているか楽しみにしたいと思います。


teshima

ライブハウス

teshimaです。

ちょっと訳あってライブハウスを色々と調べています。
CDが売れない時代・ライブで稼がないとやっていけない時代などと色々言われますが、ライブをやるのもそうそう簡単な事ではないです。

会場選びに際してやはりポイントとなるのは以下の点でしょうか。

○キャパシティ
○ホールレンタル料金
○会場へのアクセス
○ステージのサイズ

そして追加で気になる点と言えば

○会場のキレイさ
○機材搬入のしやすさ
○楽屋⇔ステージのアクセス

などでしょうか。

上記の条件が良ければ良いほど、それはホールレンタル料金に反映されて行く気がします。
会場によってはその料金が意外なものになったりもします。

また、キャパシティも大きければ良いと言うものでもなく、バンド・イベントの集客力を考えて選考しないと悲惨な事になりかねません。逆に、小さすぎると入りきれなかったりと言う事もあり得ます。

難しいものだなと常々思います。

teshima

Clown Clan @ M3

teshimaです。

大分ブログの更新がストップしてしまっていて失礼しました。

さてさて、その間何にもしていなかったわけではありません。
2012年9月に行った「Clown Clan Presents Musicalogia II」の楽曲をスタジオで収録し直し、アルバムを完成させることができました!

http://clownclan.web.fc2.com/

全13曲入りです。

そして、このアルバムを持って4月29日(月・祝)に東京流通センターで行われたM3に出展してきました!

当日の様子はこちら。

IMG_2723_convert_20130503130730.jpg


こういったイベントに出展するのは初めてのことだったのですが、色々と良い経験になりました。
このCDは今後は通販などに委託を予定しています。
詳細は決まり次第Clown ClanのWebサイト、こちらのブログなどでお知らせしていきます。

また、次回公演も現在着々と構想を練っている段階です。

よろしくお願いします!

teshima
プロフィール

nobuteshima

Author:nobuteshima
ここはギタリスト・作曲家のteshimaのギター的・音楽的日々を綴っていくブログです。ライブ告知、機材レビュー、ギターや音楽についてのことなどを書いています。
ソロプロジェクト「enigmatic blue」、音楽制作団体「Clown Clan」などで活動しています。サポートギター、アレンジ制作、音源制作の依頼なども承っています。
プロフィールなどはこちら

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